LIFESTYLE
2020.6.12
三角なのはどっち?意外と知らない「おにぎり」と「おむすび」の違い
「おにぎり」と「おむすび」は同じもの
「おにぎり」と「おむすび」は、にぎりめしを意味する言葉です。つまりどちらも同じもので、呼び方が違うということになります。ちなみに「にぎりめし」は、にぎり固めた飯・むすび・おにぎりを指します。呼び方は違っても、「おにぎり」「おむすび」「にぎりめし」この3つは同じ意味の言葉になるんです。
地域で呼び方が違う?
日本の大部分では「おにぎり」と呼ばれています。ですが地域によって、呼び方が違う場合もあります。明確な線引きはありませんが、東京・神奈川以外の関東〜東海にかけての地域は「おむすび」と呼ばれる傾向にあります。その地域の中でも「おにぎり」と呼ぶ人がいたり、九州・沖縄では「おにぎり」「おむすび」以外の、「にぎりめし」と呼ばれることも多くあり、呼び名は全国に入り乱れています。
三角は「おむすび」
「おにぎり」「おむすび」といえば、どんな形を思い浮かべますか?三角を思い浮かべる人が多いと思いますが、俵形や丸型などもありますよね。一般的に、三角形に握ったものは「おむすび」と呼び、三角に限らず、ご飯を握り固めたもの全般を「おにぎり」と呼びます。地域で呼び方が違うのに明確な線引きがないのと同じで、形状によって呼び方が明確に決まっているわけではなく、あくまで一般的な違いと覚えておくとよいでしょう。
コンビニは商品名が違う
ローソンでは「おにぎり」、ファミリーマートでは「おむすび」で統一されています。セブンイレブンは、パリパリの海苔を巻いて食べるものを「おにぎり」、海苔がしっとりしているものと、海苔なしのものを「おむすび」と、区別されているようです。どれも同じものですが、コンビニよって商品名が違うということになります。
あなたはどっち派?
「おにぎり」「おむすび」は同じもの、地域や形状の違いで呼び方は異なりますが、明確な違いはない。これが結論です。友達や同僚はどちらを使っているか聞いてみると、意外な発見があるかも!日本人のソウルフードが、今まで以上に身近な食べ物に思えるかもしれません。
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