LIFESTYLE

2020.5.29

「卵」と「玉子」って何が違うの…?正しい使い方の正解はコレ!

普段何気なく使っている漢字。でも、時々ふと「あれ?どっちが正しいんだっけ?」なんて迷うことありますよね。今回はそんなふとした迷いの中から、「卵」と「玉子」の使い方について説明します!みなさんはどう使い分けるか知っていますか?

ものの状態によって使い分ける

「卵」と「玉子」、どちらも同じ読み方で使い分けが難しく感じますが、実は意外と簡単!対象となるものの状態によって使い分けることができます。「卵」とは、一般的に対象となるものが加工される前に使うことができます。そして、「玉子」は対象となるものが加工された後に使うことができるのです。まずは対象となるものがどのような状態であるかを見てみましょう。

たとえばこんな風に!

にわとりが産むものを何と呼びますか?「にわとりの玉子」とは呼ばないですよね。これは対象となるものが加工される前なので、「にわとりの卵」が正解です。反対に、卵を焼いたふわふわのおいしい料理は「玉子焼き」と記すのが正解。これだけであればとっても簡単に使い分けられそうですよね!

生物学的なものを表すときは「卵」、調理後は「玉子」

どちらかというと、「卵」は一般的に生物学的表現をするときに使われます。そのため、概念としては大きな枠として「卵」があり、その中に加工や調理された「玉子」があるといったイメージです。また、特に「玉子」はにわとりの卵を指すことが多いようです。学問的な話になるとちょっと難しいと感じるかもしれませんが、大丈夫!火が通ったものは「玉子」と記載して正解です!

ちょっとした例外もあったりする

ただ、ちょっとだけ注意が必要なのは例外があるということです。「ゆで卵」は「ゆで玉子」と書いても間違いではありません。半熟があったり固茹でがあったりと、加熱具合によっては半生という場合もありますよね。「温泉卵」だって、「温泉玉子」と書いても間違いではないのです。例外については、どちらでも正解!と覚えておけば大丈夫です♪

日本語って難しいけどおもしろい!

英語では「卵」も「玉子」もエッグです。簡単ですよね!しかし、日本語だとその概念や使い方も細かく存在する。とても不思議です。めんどくさいと感じる人もいるかもしれませんが、それが日本語のおもしろいところ♪ぜひこれからは上手に使い分けてみてください!

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