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2019.9.03

指にささくれができる原因って?痛いときの正しいケア&予防対策を紹介!

ふと指や爪を見るとできている"ささくれ"、対処法に困っている人も多いですよね。ストレスが原因とも聞くけど、本当のところは違ったんです…!ささくれができる原因、そしてすぐにできるケア方法&対策をまとめたので、悪化をする前にどうにかしましょう。

指先にできる厄介なやつ。ささくれをどうにかしたい!

ふと指先に現れる”ささくれ”。そのままにしておくと気になるし見た目も残念だし、でも引っ張ると痛いし…で、どう対処すればいいのか悩んでいる人も多いのでは?

 

ささくれを気にしている女性の手元

厄介なささくれとさよならしたいなら、正しいケア方法を知るのが一番!今回がささくれができる原因と合わせて、対処法を詳しくご紹介しちゃいます。

 

 

 

ストレスは関係ない?ささくれができる原因って?

知らない間にできていることが多いささくれ。「ストレスが原因」と言われることも多いけど、実は違うところにささくれの原因は潜んでいたんです!

 

 

原因①ケア不足による乾燥

まず考えられるのは、ケア不足による乾燥。私たちの手は水仕事はもちろん、お手洗いに行くたびに手を洗ったり、髪や体を洗う際に使用したりと、常に刺激を受けている状態。

 

ハンドクリームが置かれている写真

十分なケアができていないと肌のバリア機能が低下し、うるおいを保つことが難しくなってしまうんです。指先が乾燥すると、そこから肌がさけていきます。これが悪化することで、ささくれに繋がります。

 

 

原因②ビタミンやミネラルなどの栄養不足

ささくれの原因として言われているのが、栄養不足。ささくれができやすい人の中には、偏った食生活をおくっている人もいるはずです。私たちの身体も肌も髪も、すべては食べ物からできています。

 

ビタミンが豊富に含まれているレモンの写真

特に爪や爪のまわりの皮膚は「ケラチン」というたんぱく質からできているので、お肉やお魚などのたんぱく質が不足している場合は、ささくれができやすいんです。もちろん肌や皮膚の再生に必要な、ミネラルやビタミンも不可欠。忙しくてコンビニのご飯やジャンクフードばかり食べているという人は、その習慣がささくれを引き起こしている可能性も高いかも。

 

 

原因③ネイルやリムーバーによる刺激

指先のおしゃれのためにしているネイルが、爪や指先の刺激に繋がっている可能性も大!というのもネイル自体はそこまで問題はないのですが、ネイルを落とす際に使用する除光液が、指先の乾燥を引き起こしているケースも多いそう。

 

ネイルとリムーバーが置かれている写真

除光液にはアルコールの他にアセトンという成分も含まれていて、これが乾燥の大きな原因。爪先に刺激が加わることで、ささくれができやすくなるのだとか。また、過剰な甘皮処理もささくれができる原因のひとつ。甘皮は雑菌の侵入を防いでくれる大切な存在なので、除去のしすぎは爪にとっても皮膚にとってもあまりよくないんです。

 

 

原因④合わない洗剤などによる刺激

毎日使う洗剤が肌にあっていない可能性もアリ。特に油汚れをきれいに落とす食器用洗剤は、肌が弱い人にとっては刺激が強いアイテム。手肌の油分も一緒に洗い流している可能性が高いので、荒れやすいという人は注意が必要なんです。

 

洗剤を使って食器を洗っている女性の手元の写真

これはシャンプーや洗濯用洗剤なども同様。荒れが治らないという人は無添加の商品を購入するなど、使用するアイテムを見直してみてくださいね。

 

 

原因⑤冷えや血行不良

ささくれには関係ないと思われがちですが、実は冷えや血行不良が原因となっている場合も多いんです。私たちが口から摂取した栄養分(食べ物)は、血管をとおって酸素とともに全身に運ばれていきます。ただ、冷えによって血行の流れが低下すると、肌や爪にいい食べ物を食べていても、栄養がきちんと行き届かなくなることも。

 

冷たい水を飲もうとしている女性の手元の写真

そうすると皮膚の新陳代謝もスムーズに行われなくなり、肌が乾燥しやすくなったり、ささくれも治りにくくなります。指先まで血行をよくするためには、冷たい飲みものや食べ物は避け、身体が温まるものを選ぶことが大切。忙しくてシャワーがメインになってしまっている女性は、こまめに湯船に浸かる習慣をつけるようにしましょう。

 

 

 

無理やりさくのはNG。対処法&必要なケア用品って?

ささくれができてしまった場合には、どう対処すればいいのか?実践しながらケア方法をご紹介します。

 

 

必要なのはこの3つ

キューティクルニッパー、ハンドクリーム、絆創膏が並んで置かれている写真

必要なのは、キューティクルニッパー、ハンドクリーム、絆創膏の3つ。キューティクルニッパーは、ドラッグストアやバラエティショップのネイルケアのコーナーで1,000円前後で販売されていますよ。ささくれのケアの他に、甘皮を除去するのにも使えるんです!ハンドクリームはできる限り、保湿力が高いものをチョイス。爪先に使う”ネイルオイル”や”キューティクルオイル”でも代用することができますよ。

 

 

①キューティクルニッパーでささくれを除去する

キューティクルニッパーでささくれを除去している写真

まずはキューティクルニッパーを使って、ささくれを除去。ギリギリのところをカットし、引っ張ったり、さいたりしないように注意します。

 

 

②ハンドクリームやネイルオイルで指先を保湿する

ハンドクリームでささくれ部分を保湿している写真

ささくれを除去したら、ハンドクリームやネイルオイルを使って、指先をしっかりと保湿。強い力を加えるとささくれが悪化してしまうので、刺激を与えないよう優しく塗り込みましょう。

 

 

③絆創膏を上から貼り、ささくれを保護する

絆創膏を巻いて、ささくれ部分を保護している写真

あとは悪化しないよう、ささくれ部分を絆創膏で保護すればOK。傷口から殺菌が入ると炎症を引き起こしてしまう可能性もあるので、絆創膏でしっかり守ってあげるんです。すでに炎症が起こってしまっている場合は軟膏を塗り、数日たっても治らないようなら病院を受診するのが安心です。

 

 

 

すぐにできるささくれ対策って?

正しい対処法を知っておくのはもちろんですが、一番いいのはささくれができないように毎日しっかりケアすること。今日からできる対策方法をまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

季節問わずこまめに指先を保湿する

ささくれができないようにするためには、毎日の保湿が必要不可欠。原因の部分でも説明しましたが、手は私たちが思う以上にダメージを受けている場所なんです。なので乾燥する季節だけでなく、ハンドクリームは一年中しっかりと塗ること。中にはハンドクリームの代わりに、ワセリンを使用している人もいるみたい。

 

ハンドクリームを使って、指先を保湿している女性の手元の写真

ベタつき感が苦手な人には、さらっとした使用感のハンドジェルもおすすめですよ。合わせてネイルオイルで爪先をケアしてあげることで、トラブルが起こりにくい健康的な手肌に導くことができます。

 

 

洗い物をするときは手袋を着用する

乾燥を引き起こす原因である水仕事は、手袋を着用して行うのがおすすめ。特に乾燥しやすい季節は、手袋をつけることを習慣づけるといいでしょう。

 

水仕事に使うゴム手袋が置かれている写真

水に触れた場合も、都度ハンドクリームやジェルで保湿することで、乾燥やカサつきから肌を守ることができますよ。

 

 

就寝時はナイト用手袋を着用する

就寝時間はしっかり保湿できるチャンス。ハンドクリームを塗るだけでなく、ナイト用手袋を着用することで、保湿成分を肌の奥に浸透させることができるんです。

 

ナイト用手袋を着用している女性の手元の写真

ナイト用手袋をはめた翌日は、手肌がもちっと潤い、見た目もきれいな状態に。ナイト用手袋は綿やシルクのものだと1,000円以上しますが、手頃なものなら100円ショップでも購入することができます。100円でも効果を実感している女性は多数いるので、気になる人はぜひ試してみてくださいね。

 

 

 

正しいささくれケアで指先美人を目指しましょう♡

ささくれがない女性の手元の写真

もしささくれができてしまった場合も、引っ張らず適切なケアをすることで、早めに治すことができます。普段からしっかりケアをして、ささくれのない指先美人を目指しましょう♡

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