LIFESTYLE

2020.1.13

大人女子なら知っていたい。ブラジャーが長持ちする洗い方・干し方・しまい方

毎日身につけるのに、意外と知らないことが多いブラジャーのこと。きれいな状態で長く着用するためにも、正しいお手入れ方法を覚えておきたいところですよね。今回はランジェリーのプロに、基本の洗い方から干し方、しまい方まで聞いてきました♡

下着のお手入れこそ丁寧に♡ブラジャーが長持ちする方法を教えて!

大人になるにつれてこだわりが出てくる下着類。色・素材・形…様々なものがあり、見ているだけでも楽しいですよね。

ですが、意外と知らないのが正しいお手入れの方法。特にブラジャーは、洗い方やしまい方次第で格段にモチがよくなるんです!今回は下着ブランド「ワコール」の方に、正しいお手入れ方法や疑問を質問してきました。これを読めばお気に入りのブラジャーをより長く愛用することができるはずですよ。

 

 

ブラジャーの買い替えどきっていつ?

一度買うといつまでも愛用してしまうブラジャーですが、変え替えどきって…?プロに訊いてみたところ、下着を買い換える時期に決まりはないみたい。ただ、長く使っているとサイズの変化やブラジャーの傷みなどに気づかず着用し続けてしまう可能性がどうしてもありますよね。

 

脇すっきり、胸ふっくら、リボンブラ LB 5,900円(税抜)、パンティ LB 2,400円(税抜)/ワコール

 

そのため、大掃除のときなど自分で時期を決めて意識的に買い替えるといいみたい。今回答えてくれたワコールの店頭では、3ヶ月に1回サイズを測ることをおすすめしているようなので、そのタイミングを目安にしてもいいかもしれませんね!

 

 

 

さっそく、ブラジャーの基本の洗い方をレクチャー!

用意するものはブラジャーがすっぽり入る大きめの容器と洗剤。どんな洗剤がいいかなど、ちょっとした疑問はのちのち詳しくお答えしますね!

 

まず、洗剤を溶かした大きめの容器を用意して、端を持って揺らすように軽く《ふり洗い》をします。パッドは別でしっかりともみ洗いをして。

 

よごれのひどい箇所は《つかみ洗い》で落としましょう。しっかりとすすいだ後、タオルで水気をとるのを忘れずに。

 

 

洗い方に関するQ&A

Q.基本は手洗いがいいの?

 

A.「手洗いのほうが生地が傷みにくくなります。またワイヤーやボーンが入っているものは、折れたり突き抜けたり変形する原因になります。そのため、手洗いをおすすめしています」

 

なるほど。確かに私も、手抜きをして洗濯機で洗ったら、ワイヤーが変形してしまった経験があります…。お気に入りがそんな風になってしまったらかなりショック!

 

 

Q.洗剤はどんなものがおすすめ?

A.「弱酸性の洗剤であれば問題ありませんが、摩擦を防ぐために、洗面器の中で先に泡立てた状態にしてください。おしゃれ着用洗剤や専用洗剤を使用したほうが素材は傷みにくいです」

 

おしゃれ着用洗剤は、ドラッグストアで簡単に手に入ります。もちろんお洋服にも使えるので、これを機に洗剤を変えてみるのもいいかも!

 

 

Q.洗濯機で洗う&乾燥機を使う場合、注意することは?

A.「洗濯表記が《洗濯機》の場合、ホックを留めて、洗濯ネットか専用ネットに入れて弱水流で5〜6分程度洗ってください。全自動の場合は、ソフト洗いやランジェリーコースに設定し長く洗いすぎないよう注意してください」

 

5〜6分程度の弱流水でいいとは…これは私も初耳の情報でした。どうしても時間がない平日や忙しいときは、洗濯機を正しく使って賢くお手入れしましょう!

 

 

 

ブラジャーは干し方が重要⁉︎基本の干し方を覚えましょ♡

洗ったあと、大切なのは干す前の一手間なんだそう!湿っているうちに指先でカップの肌側を中心から外に向かって引っ張るように整えることがとっても重要なんです。

 

伸びにくいカップ下の2箇所を洗濯バサミではさんで、風通しの良い日陰に干せば型崩れやゆがみもしっかりと防止できます。これが基本の干し方です。

 

 

干し方のQ&A

Q.下着の素材によって干し方は変わる?

A.「どのアイテムも、基本的には着用状態に近い状態で干すようにしてください。そうすることで型崩れを防ぐことができます」

 

素材で干し方が変わる…ということはないみたい。どれも「実際つけたときの状態」に近いかたちで干せば安心だということを頭に入れておいて♡

 

 

Q.干す際は日向と日陰、どちらがいい?

A.「干す前にカップの形を整え、風通しの良い日陰に干してください。直射日光は黄ばみや色あせ、素材を傷める原因になります」

 

お日様が当たったほうがカラッと乾いていい感じなイメージですが、実際は真逆。色や素材を守るなら日陰でゆっくり乾かしてあげるべし!

 

 

Q.乾燥機は使ってもいいの?

A.「乾燥機は型くずれや熱によるトラブルがあるため使用は避けてください。素材によっては縮んだり、生地を傷める原因になります」

 

ブラジャーに乾燥機なんて、もってのほかみたい。いくら急いでいるとはいえ、乾燥機にかけることだけは避けるのがベターだということだけは覚えておいて。

 

 

 

ブラジャーの基本のたたみ方&しまい方

たたみ方にも基本があります。ブラジャーは、ホックを留め、両脇を軽く折り曲げストラップをカップの中にしまうのが一番いいみたい。

 

そのまま、ストラップを抑えながらカップがつぶれないように収納。カップが変形しないように、ゆとりを持って収納することも大切なんだとか!ランジェリーをぎゅうぎゅうに押し込んでいる人は、もう少しゆとりが出るようにタンスの中を見直してみてくださいね。

 

 

たたみ方・しまい方のQ&A

Q.クローゼットやタンスに入れておくといいものはある?

A.「シルクやウール素材の場合防虫剤を入れ、さらにウールは湿気を嫌うので乾燥剤もあわせて入れておくといいです。香水を染み込ませたものと一緒に保管すると、商品が傷む可能性があるので避けてください」

 

せっかく丁寧に洗い干したランジェリーが虫食いになっていたら悲しすぎる…!湿気もカビや匂いの原因になりかねないので、あわせて対策しておくのが懸命ですね!

 

 

 

見えないところこそ気を配るのが大人女子です♡

ブラジャーを正しくお手入れすれば、お気に入りをもっと長く愛用できるかも。少し手間ですが、実践すれば自然と大人力がアップしそう♡

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