BEAUTY

2018.9.17

知らずにやってる!?髪の傷み・パサつきの原因になるNG習慣と改善策

しっかりとケアをしているはずなのに髪の傷みやパサつきが気になる人、たくさんいますよね。もしかすると、知らず知らずのうちに髪によくないことをしているかも…。NG習慣や改善法・パサつき知らずになれるライフスタイルに至るまで、美容師さんが答えます!

今すぐやめて!パサつきの原因になる髪のNG習慣と改善法まとめ

導入

しっかりケアをしているつもりなのに、日に日に髪が傷んでパサついていくのはなぜ?それは多分、ケアをしている以上にNGな習慣が染み付いているから。NG習慣を見直してきれいな髪を保ちましょ。美容師さんに聞いた、NG習慣と改善法を教えます♡

 

 

 

これが原因か…パサつき髪になるNG習慣は2つ

NG習慣①コテの長時間使用

コテ

ひとつめのNG習慣は、コテやアイロンなどで長時間髪に熱を加えること。でも低温なら大丈夫じゃ…と思っている人もいるかと思いますが、低温とはいえ長時間髪の毛にコテをあてると表面のキューティクルを剥がすだけではなく、内部のタンパク質が変性してしまいます。そうなると、ツヤがなくなり、触った感覚もザラザラに。

 

 

解決法

髪の毛を薄めに取り高い温度(180度くらい)でサッとクセをつけること。低温で長時間コテを当てるよりも高温でサッとクセをつけたほうが髪の毛への負担は少ないですよ。

 

 

NG習慣②濡れた髪を結んで寝てしまうこと

ヘアゴムふたつめのNG習慣は、濡れた髪を結んで寝てしまうこと。キューティクルが閉じきっていない状態で髪を結んで寝てしまうと、摩擦でキューティクルが剥がれてしまいます。それが続くとガサガサとした髪質に。

 

 

解決法

シンプルに「髪をしっかり乾かすこと」。ブローまではしなくても、ドライヤーの風でキューティクルを閉じさせてから寝ましょう。

 

 

 

そもそも髪質も関係アリ?

髪が痛んでいるのは髪質のせいなんじゃないかと思うこと、ありませんか?髪がきれいな人はいつ見てもツヤがあるし、元々の髪質も関係しているの…?

 

髪質

 

結論:そこまで関係ない!

 

髪質が絶対に関係ないとは言えませんが、あるとすれば軟毛か硬毛かの違いくらい。

 

軟毛か硬毛かは遺伝子レベルで決まっているのでどうにもできませんが、髪のダメージやケアに関して差があるとすれば、硬毛の人は軟毛の人に比べて元々キューティクルの重なりが多く髪自体が強め。重なりの枚数が多いとヘアカラー剤や紫外線に対しても強いんです。その点では、軟毛の人より髪の毛のダメージは少なめかも。

 

ただ、その逆に硬毛の人はカラー剤の浸透が悪かったり、パーマがかかりづらいなんてことも。カラーに関しては、赤みが強くブリーチ必須という人も多いですよ。

 

 

 

パサつき知らずの髪に大事なことはただひとつ

元々の髪質に関係なく、パサつき・傷みを防ぐために行うべきことはただひとつ。

 

トリートメント

サロンで高いトリートメントをすることよりも高いシャンプーを使うことでもなくしっかり髪の毛を乾かすこと。さらに、乾かす前に洗い流さないトリートメントを使い、ブローした後はヘアオイルを付けることでパサつきを防げますよ。

 

 

ミニ知識

髪の毛は、生えてきた時点ですでに死んだ細胞なので、自己回復力がないそう。なので、どんどん流出していくタンパク質をいかに食い止めるかが鍵なんだとか。

 

ドラッグストアで売られているものでもいいので、髪の毛を乾かす前にアウトバストリートメントを、コテなどで熱を加えるのであれば保護クリームやスプレーをすることが髪のパサつきや痛みには効果的。継続してケアをすることが大切ですよ。

 

 

 

サラツヤ髪を目指しましょ

締め

痛みパサつきのある髪の毛とは今日でおさらば。サラツヤ髪にするには、髪をきれいに保つための習慣を付けることが大事ですよ。NG習慣をやっていた人は、これからでもまだ間に合うのでしっかりケアしていきましょ♡

 

 

 

監修

監修監修者
美容師 齋藤 厚
ファッション解吉祥寺の東急裏にあるサロン「anmani吉祥寺」のディレクター。”誰でも小顔にするカット”に定評があり、小顔にするための前髪〜顔まわりの理論で多くの顧客を抱えている。女性の”きれい”や”素敵”を引き出すために日々研究し、特に大人っぽいスタイルが得意でメイクもこなしている。

 

Information

anmani 吉祥寺(アンマニ キチジョウジ)
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-13-6 Q&Kビル3F   MAP
10:00〜20:00(最終受付19:00)
火曜定休
0422-27-6388
http://anmani-atushi-saitou.xii.jp/

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