LIFESTYLE

2018.9.03

ショップでの接客、正直嫌です。声かけの対処法&やり過ごすコツとは?

「ゆっくりと買い物したい」という私たちの気持ちをよそに、やたらと話しかけてくるアパレルショップの店員さん。「嫌だな〜」とは思いつつ、冷たくあしらうこともできず…。そもそもなぜ話しかけるのか?うまくかわす方法は?元販売員の編集部メンバーに話しを聞いてみました。

ショップでの接客、正直苦手なんです!

「何かお探しでしょうか?」お店に入るやいなや、声をかけてくるアパレルショップの店員さん。「なんとなく見にきただけなのにな〜」というこちらの気持ちをよそに、「お客さまに似合うと思います♡」「それ、私も持ってるんです〜!」など、話は続く続く続く…。

 

 

聞くところによると、防犯の意味もあって声かけしているそうですが…。どうせなら会話は最小限にして、自分のペースで楽しく買い物したいという人もいるはず。声かけの対処法や、うまくかわすコツはあるのか?編集部には元アパレルショップ店員が数人いるので、話しを聞いてみましたよ!

 

 

 

元アパレル店員に聞いた!こんな人は話しかけづらい

メンタルが強い彼女たちにも、声をかけづらいお客さんはいるみたい。真似をすれば、うまくかわすことができるかも…!

 

 

こんな人は話しかけづらい▶︎①イヤホンをしている人

「イヤホンしている人は正直話しかけづらいかも。それでも覗き込んで一声かけるようにはしてたけど…。大抵素っ気ない人が多いので、過剰な声かけは控えます。」

 

聞いてみると、意外とイヤホンしながら買い物する人は多いらしい…。メンタルが強い彼女たちも、聞こえない相手には怯んでしまうのだとか!

 

 

こんな人は話しかけづらい▶︎②友達や彼氏と来ている人

「友達や彼氏と楽しそうに会話しているので、そっとしておこうかなと思っちゃいます。無理やり会話に入ると、逆に購買意欲が下がりそうだし。」

 

確かに…。私も買い物中、こういうシーンに何度か出くわしたことがあります!一人で来ている自分にはやたら話しかけてくるのに、複数人で来ている人には全く話しかけていない。「輪に入りづらい」という声もあったので、これもかなり効果的かも!

 

 

こんな人は話しかけづらい▶︎③服の系統がブランドと異なる人

「『なんで来たんだろう?』と思うくらい、服の系統が異なる人。こういう場合も一度は声をかけるけど、それ以上深入りはしないというか…。『まあ、買わないだろうな〜』と思っちゃう。」

 

やっぱりブランドとマッチしている人の方が、話しかけやすいみたいです。あえて適当な服で行くというのもひとつの手かもしれません。

 

 

 

1番おすすめの対処法は「こちらから声をかけます」

店員さんに嫌な思いをさせずに、上手に接客をかわす魔法の言葉もあるんですよ。それは、「こちらから声をかけますね」の一言。

 

イヤホンをして買い物するのは気が引ける、買い物は一人で行く派、適当な服でショッピングなんて嫌…など、上で紹介した3つの方法は真似できない人におすすめです。ピンときていない人もいると思うので、どんなシーンで使うのか会話例を紹介します!

 

 

店員「何かお探しですか?」

「特にないんですけど、そろそろ秋服を売り出す頃かなと思って…」

店員「色々入荷してますよ〜!今年はやっぱりチェックがおすすめですね!」

「そうなんですか〜ありがとうございます!色々見て気になるものがあったらこちらから声をかけますね(ニコ)」

 

ね?全然嫌な感じがしないでしょ?これ実は私もよく使う方法なんです!より気持ちよく会話を終わらせたいなら、「ありがとうございます」ときちんとお礼を伝えること。店員さん側も「本当に買うものが決まっていないんだな」と察してくれますし、過剰な声かけは控えてくれますよ。

 

 

 

“試着シーン”での困ったを解決!こんな場面ではこう対処しろ

ここからは、試着シーンでの困ったを解決!返答に悩むこんな場面の対処法をご紹介します。

 

 

【シーン①】「お客様〜、着心地いかがですか?」と聞かれた時

試着中「先ほどのトップスの方いかがですか?」と声をかけられることありません?これは、「サイズは合っているか?」「着る前のイメージと異なる点はないか?」など着用した感想をやんわりと伺っているので、思った通りのことを伝えれば大丈夫ですよ。

 

イメージ通りなら「いい感じです〜」と伝えればいいし、他のカラーを試したいなら「あと何色があるんですっけ?」などガツガツと聞いてOK。全員に声をかけているので、あまり深く考えずさらっと対応しましょう。

 

 

【シーン②】試着はしたけど買いたくない時

「実際に着たらイメージと違った」ということも、もちろんあると思います。こんな時はどう断るのが正解なのか?聞いてみたところ、「一周してまた来ます」「手持ち服に合うか考えてからまた来ます」など、提案のしようがない返答だと「今日は買わないだろうな〜」と察するみたい。

 

逆に、買いたくないのに「サイズがちょっと…」など曖昧な返答をすると、別サイズ・別商品を提案されることがあるので要注意。買いたくないなら、はっきりと意思を伝えましょう!

 

 

【シーン③】他の商品もすすめてきた時

ボトムスだけ…と思っていたのに、他の商品も進めてきた!こんなシーンに遭遇することもあると思います。これは意外なんですが、好意ですすめていることがほとんどだそうです。

 

元ショップ店員も、「もちろん買ってくれたら嬉しいけど、断ってくれてOK」と言っていたので、「今日はこれだけで大丈夫ですよ」とサラリとかわすといいでしょう。

 

 

 

 

ストレスフリーでショッピングを楽しもう♡

色々と紹介してきましたが、大切なのはあまり気にしないことですね。接客が仕事なので当然声はかけるし、それは誰に対しても均等に行なっていることなんです。自分では思いつかない着こなしアイデアを教えてくれたりもするので、時には頼りながら、楽しくショッピングしましょう。

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