栗好きの人にこそ食べてほしい！”奇跡のモンブラン”に出会える専門店

お寿司屋さんのような佇まい、実はモンブラン専門店！

代々木八幡駅、または代々木公園駅からそれぞれ徒歩2分程のところにある「モンブランスタイル」。通りがかってもまさかここでモンブランを出しているとは思えぬ佇まいのお店です。暖簾をくぐって入る店内はまるでお寿司屋さんのよう。

店内に入ると8席のカウンター席のみ。2020年5月にオープンしたばかりですが、食通の間ではあっという間に話題になり、既に行列の絶えない人気店に。材料がなくなり次第終了になってしまうので、早めの時間に行くことをおすすめします！

カウンターに座ると、オーダー後ひとつずつ目の前で手作りしてくれます。モンブランもお寿司同様、新鮮な食材で作ったものを、その瞬間に食べるが一番おいしい。そんな思いから、店内もお寿司屋さんのような作りにしたそうです。なので、こちらのモンブランはテイクアウトはやっておらず、この席に座った人だけが楽しめる特別なモンブランなのです。

シンプルな材料で作る、素材の味を楽しめるモンブラン

メニューは大きく分けて2つ、「モンブランデセル」と「モンブランパフェ」の2種類のみ。「モンブランデセル」が一般的なモンブランです。こちらはレギュラーサイズ単品(1112円)、ラージサイズ(1389円)があります。

ちなみにメニューの一番下に原材料の記載があるのですが、驚くほどシンプルな材料に驚くはず！余計なものは一切入っていない、厳選された食材だけが使われているのです。

モンブランパフェ新栗 厳選茎ほうじ茶セット 1945円／モンブランパフェ新栗(単品)  1575円

今回は秋限定の「モンブランパフェ」をチョイス！自家製栗アイスとミニモンブランが一緒に楽しめるんですよ♪グラスに詰まったこだわりをすべて見せていただきました。

とことん栗を楽しむモンブランパフェ

パフェは、モンブランと一緒に季節のフルーツや小豆とのコラボレーションなど、他の食材との掛け合わせも楽しみのひとつ！小豆は定番で用意されているそうですが、夏はメロンや桃とのコラボもあったそう。そして、これから始まる秋といえば…まさに栗の季節！今回は新栗の甘露煮とのコラボメニューを作っていただきました。

グラスの底にカットした新栗甘露が詰められていき、その上には栗のアイスがたっぷりとのせられていきます。こちらのアイスも毎朝お店で手作りしているというこだわり。口当たりがふわっとしていて、アイスと言っても全然固くないんです！

更にその上には渋皮のモンブランクリームがのせられていきます。このクリーム、日本で一番濃い栗のぺーストなのでは…!?と思うほど。ペーストの50%、つまり半分が栗なのでとにかく濃厚！

ちなみにアイスにもモンブランクリームにも香料は一切使われていません。栗って、お菓子にする場合、かなりの量を使わないと栗の香りや味は出せないので、通常香料を使っているお店も多いそう。モンブランスタイルでは、徹底して栗本来の味を生かしたスイーツ作りをしています。

そして、次はふわっふわにホイップされた低温殺菌の生クリーム。低温殺菌の生クリームは、通常の生クリームに比べ風味と甘みが残っているのだとか。こちらは、このままが一番おいしくいただけるので、砂糖は加えずこのままの甘さを楽しむが一番なのだそうです。

そして、いよいよモンブランの登場！目の前でモンブランが絞られるのを見る機会なんてなかなかないですよね。「栗好きの人にこそ食べてほしい」という思いで作ったというこちらのお店。大量生産とはいかずとも、ひとつひとつに愛情が込められていますよね。

粉砂糖をふりかけて…

最後に新栗甘露をのせたら完成！秋限定のモンブランパフェはトップも通常の渋皮煮ではなく鮮やかな黄色の栗。栗の表面だけを糖蜜に漬けているので、甘ったるくなく噛んだ瞬間に栗本来の味を感じられる優しい甘露煮でした。

美しすぎて、手をつけるのももったいない…と思っていたところ、オーナーの竿代さんから「混ぜながらダイレクトに食べるのがおいしいですよ」と教えていただき、思いっきりいただきました！

モンブランと生クリームの相性も、生クリームとペーストの相性も…と、グラスの底に辿り着くまで、最後までパフェを堪能しました。これぞ極上のモンブランですね。

相性抜群！ほうじ茶とモンブラン

そして、今回一緒にいただいたのが熱々のほうじ茶。スイーツにはコーヒーを合わせるのが好きという人も多いかもしれませんが、モンブランに一番合うのはほうじ茶！とのことで、奥久慈産のこだわりの茶葉を仕入れているそうです。他にもほうじ茶ラテや、なんと日本酒まで！モンブランとの相性のいいドリンクが用意されているので、ぜひ一緒に楽しんでみてくださいね。

Information

※価格はすべて税別です

※本文中に第三者の画像が使用されている場合、投稿主様より掲載許諾をいただいています。