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2022.10.26
【感謝!】大雪の日、年配の男性に助けられるもお礼が言えず…→卒業式の日に“救世主の正体”が判明!
雪道での出会い
中学3年生の冬のことでした。
前日から大雪警報が発令されていましたが、高校受験用の書類を提出するため、どうしても登校する必要がありました。
友人と、腰より高く積もった雪道を歩いている間も、雪が降り止む様子はなく、雪のせいで全然前に進みません。
静かで真っ白な世界でした。
そんな道を半分ほど歩いたところで、傘をさした年配の男性に声をかけられました。
「これを使って、向こうにある公衆電話から学校に電話をかけなさい。休校になるかもしれない。そのときは真っ直ぐ帰りなさい」と言って、10円玉を数枚渡してくれました。
当時、携帯電話はまだ普及していませんでした。
言われた通りに電話をかけると、「登校が難しい生徒はお休みにします。書類の提出期限も延期します」とのことでした。
電話を切るともう男性の姿はなく、10円玉のお礼しか言えないままになってしまいました。
それからしばらく経ち、中学校の卒業式の日。
来賓席にあのときの男性が座っていました。
なんと、教育委員会の委員長さんだったのです!
あの雪の日、もし何も知らずに登校していたら、家族の迎えも難しく、帰宅できなかったと思います。
今でも心から感謝しています。
出典:lamire
(女性/会社員)
あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?
困っているときに周りの人が助けてくれると、とてもありがたいですよね。
同じように、誰かが困っているときは助けてあげられるような人になれたらいいなと思いました。
以上、スカッと体験談でした。
次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪
※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。
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