COMIC
2022.9.08
【不思議】寝る前の耳鳴りは“亡くなった祖父に会えるサイン”。→「もう大丈夫だね」ある日、突然のお別れが…。
耳鳴りが鳴ると…
私が保育園に通っていた頃のお話です。
3歳の頃大好きだった祖父が亡くなりました。
幼い私は死というものが理解できていませんでしたが「もうおじいさんに会えないよ」と言う母の言葉に寂しくて泣きました。
ある夜、頭に「ピー」という音激しく鳴り響き、暗闇に落ちていく感覚が…。
しばらくすると暗闇の中に祖父がいました。
私は嬉しさでいっぱいになり、祖父とたくさん話しました。
すると祖父が「そろそろ起きようか。また夜に遊ぼう」と言いました。
その日から夜寝る前の耳鳴りは祖父に会えるサインになりました。
年長になる頃、今まで夜にしかならない耳鳴りが保育園のお昼寝の時間にも鳴りはじめました。
祖父は笑顔を浮かべて待っていました。
いつものように話をしていると祖父は「お友達が外で遊んでいるよ。もう行かないと」と。
私は無邪気に「じゃあもう行くね」と答えました。
それに対し、祖父は「もう大丈夫だね」と、そんな感じのことを言っていたと思います。
目を覚ますと心配そうに私を見ている保育園の先生がいました。
なかなか目を覚まさなかったようです。
その日から耳鳴りはなくなり、夢に祖父が出てくることもありませんでした。
大人になった今でもあれが夢だったとは思えないのです。
きっと優しい祖父が私に会いに来てくれていたのだと思います。
(女性/パート)
あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?
不思議な出来事が偶然なのか、はたまた“何か別のもの”なのかはわかりませんが…。
誰かが実際に体験した話には、何か奇妙な説得力がありますよね。
以上、奇妙な体験エピソードでした。
次回の「体験談エピソード」もお楽しみに♪
※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。
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