2023.11.04

ラーメン屋に”ボロボロの親子”が来店…母親「ラーメン代、支払えないです」店員「は?」⇒母親の”話”を聞きご馳走することに

皆さんは、困っている人を見かけたらどうしますか?今回は「ラーメン」にまつわる物語を紹介します。


    イラスト:進撃のミカ

    ボロボロな親子がやってきて…

    客が来なくて廃業寸前のラーメン屋を経営している主人公。
    ある日、そんな主人公の店に、ボロボロな格好をした親子が来店しました。

    お子様ラーメン1つだけを注文した親子。
    主人公は少ない注文にガッカリしながら、お子様ラーメンをふるまうことに…。

    すると母親は「少しお話ししたいことが」と言い、主人公を店の外に呼び出しました。
    そして「…今すぐ警察を呼んでいただけませんか?」と言い出して…。

    ラーメン代を払えない


    出典:進撃のミカ
    母親は「ラーメン代をお支払いすることができません」と打ち明けました。
    夫を亡くして娘を1人で育ててきたものの、勤め先が倒産して食べることすら満足にできなくなったという親子。

    母親は捕まることを覚悟で、娘にだけはおいしいものを食べさせようと思っていたのです。
    母親の企みを知った主人公は「アンタ、それでも親かよ!」と激怒しました。

    そして母親にもラーメンを食べさせると、通報はせず、親子を主人公の家に住まわせることにしたのです。
    母親は涙を流して感謝し、恩返しのため主人公の店を手伝うことに。

    その後、親子の接客のおかげで店は活気を取り戻し、繁盛するようになったのでした。

    ※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。
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    ※この物語はフィクションです。


    (lamire編集部)