COMIC
2022.9.09
「ここよく出るらしいよ」塾の生徒みんなでバス旅行。いわくつきのトンネルで“奇妙な物体”に遭遇しパニック!
突然現れては消える白蛇
私が派遣社員として大学図書館で働いていたときの体験談です。
開館準備のため、まだ照明の点いていない薄暗い図書館に入室した所、カウンターの下に白い蛇が見えました。
一瞬見間違いかと思い、その蛇らしき物に近づいていった所、一瞬のうちにカウンターの下に潜りこんでしまい…そのままどこかに消えてしまいました。
その後、出勤した職員にそのことを報告しましたが「なにかの見間違えじゃない?」と信じてもらえませんでした。
本当に蛇だったのか、自信がなくなりつつある私。
その後図書館は開館し、仕事に没頭するうちに蛇のことは忘れかけていました。
ところが午後になって、図書館の職員が館内を巡回中に書架の下にいる蛇を偶然発見!
しかし、一瞬の隙に書架の下に潜り込んだらしく、ほかの部署の職員も駆けつけ大騒ぎに。
しばらく蛇との格闘が続きましたが、最後は棒で書架の下から引っ張り出し、蛇は御用となりました。
私が見た通り、体長2mはある立派な白蛇でした。
大学の裏手には鬱蒼とした森が広がっており、恐らくそこから紛れ込んだ野生の蛇ではないかと思われます。
白蛇を見ると縁起がいいと言われているため、職員一同手を合わせて拝んだ後、丁寧に袋に詰め森に返されました。
あれから20年以上の月日が流れましたが、今でもふと思い出す不思議なエピソードです。
(男性/会社員)
楽しかったテーマパークの帰り道
中学生の頃、塾の友達と遊びに行ったときのことです。
みんな受験が終わって、お祝いに塾の先生が県外のテーマパークに連れて行ってくれることになりました。
先生は私たちのためにマイクロバスを準備してくれて、先生の運転で出発しました。
とても楽しい1日を過ごし、帰り道は先生が生徒1人1人を自宅まで送ってくれることになっていました。
バスがとあるトンネルに差し掛かったとき、1人の生徒が「ここよく出るらしいよ」と言い出しました。
私は1番後ろの席に座っていたのですが「まさかぁ~」と言いながら振り返ると、大きい光の玉のようなものが見えました。
出典:lamire
その場にいた友達に伝えるとパニックになって大騒ぎに。
先生にもミラー越しに確認してもらい、バスの中が騒然となりました。
その光の玉はまん丸で、ゆらゆらすることもなく、スーッとバスの後をついてきます。
バイクや車のライトであれば、放射状に光るはずなので、ゾッとしました。
そのトンネルは長く、バスの中は依然大騒ぎでしたが、トンネルを抜けると同時に光の玉は消えました。
結局あれがなんだったのか分かりませんが、みんなの楽しそうな雰囲気に「自分も混ぜて」と言っていたのかもしれません。
(女性/主婦)
あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?
不思議な出来事が偶然なのか、はたまた“何か別のもの”なのかはわかりませんが…。
誰かが実際に体験した話には、何か奇妙な説得力がありますよね。
以上、奇妙な体験エピソードでした。
次回の「体験談エピソード」もお楽しみに♪
※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。
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