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2022.7.26

【奇妙な話】遊び半分で寄った“心霊スポット”の公園。→意識を失い、気がついたら“とんでもない場所”に!

皆さんは不思議な体験をしたことはありますか…?原因がよくわからない何かに巻き込まれた、なんて経験した方も中にはいらっしゃるようです…。今回は実際に募集した「奇妙な体験エピソード」をご紹介します。

深夜の公園で…

これは20代の頃のお話です。
私は毎日仕事の後に隣町のスポーツジムに通うことを日課としていました。

仲のいい友人と2人で通っていたのですが、「たまには寄り道して帰ろう」という話になり、車で山道の先にある公園を通ることに。
その公園には真ん中に大きな湖があり、その脇には林道が続いています。

道は車1台がやっと通れるような細さでしょうか。
深夜ということもあり、街灯はありません。

その公園は地元では心霊スポットとして有名な場所だったので、遊び半分な気持ちもありました。
公園脇の抜け道を通ると、住宅街に出るはずです。

ドキドキしながら私は公園脇の道へ…。
道がどんどん細くなっていきます。

舗装もされていない道は少しガタガタと音が鳴りました。
助手席に乗っている友人は一生懸命話しかけてくれていますが、道の真ん中に差し掛かったところで私の意識はなくなり、気が付いたら崖の手前で停車していました。

友人の話では、急にガタンと大きな音がして道路脇の溝に車のタイヤが落ち、少し進んで自力で上がってきたところで止まり、そこから下は高い崖だったとのこと。
もちろんそこまでの意識も全くありません。

私と友人は怖くなり、一心不乱にその場から離れました。
家に帰ってからも「どうして道を間違えたんだろう」と考えたのですが、結論が出ませんでした。

次の日、何気なく地元の新聞を開くと、前日の深夜にある親子が公園の湖で亡くなったと書かれていました。
偶然にも亡くなった時刻は私達が通った時間でした…。

偶然の出来事だったのか、それとも私達を道連れにしようとしていたのか、今でもわからない出来事でした。
(女性/会社員)

出典:lamire

マンション前の踏切で…

子どもの頃の話です。
当時住んでいたマンションの前に、ちょうど踏切がありました。

マンションには、よく遊んでくれる大好きなお姉さんが住んでいたのですが、あるときから急に見かけなくなり、遊んでもらえなくなりました。
それから数か月ほどが経った頃…。

小学校からの帰り道で、踏切の向こうにいるお姉さんを見つけました。
嬉しくなって手を振ると、お姉さんも手を振り返してくれたので、喜んで駆けていったのですが、踏切の中央あたりで急に片足が止まり、転んでしまいました。

転んだショックと痛みで泣きながら自分の足を見ると、女性の手が私の足首を掴んでいて…。
そのとき踏切音が鳴り出し、パニックになって泣き叫んでいると、通りがかった大人の男性が抱き上げて向こう側へ走り抜けてくれました。

大事にもならず、こけた傷は擦り傷程度だったのですが、男性に抱かれてお姉さんの横を通り過ぎたときに耳に届いた「チッ」という舌打ちと、目に入った忌々しそうな顔は、今でも忘れられません。
後からそのお姉さんが踏切で亡くなっていたことを聞き、「もしかしたら私を連れて行こうとしていたのかも…」と思い、ゾッとしました。

(女性/自営業)


不思議な出来事が偶然なのか、はたまた“何か別のもの”なのかはわかりませんが…。
誰かが実際に体験した話には、何か奇妙な説得力がありますよね。

以上、奇妙な体験エピソードでした。

次回の「体験談エピソード」もお楽しみに♪
※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。

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