気になっている男性や彼氏に送ったLINEが、ずっと未読のまま…
それ、いわゆる未読スルーかもしれません。
未読スルーとは?
未読スルーとは、SNSアプリの「LINE」において、届いたメッセージを開くことなく返信しないこと。LINEではメッセージを開いた場合に「既読」マークが付くため、マークが付かない状態のことを「未読」と表現する。メッセージを読んだのに返信せずスルーすることを「既読スルー」、既読マークを付けずにスルーすることを「未読スルー」という。
「いつもはすぐ返してくれるのに、なんで?」
「私なにか変なこと言っちゃったかな…」
「事故や病気だったらどうしよう」
そこで今回は、男女424人へのアンケートをもとに、男性が未読スルーする理由についてくわしく解説します。
未読スルーされたときの対処法や、未読スルーされたときのNGな対応もお伝えします!
記事の後半では、脈なしか脈ありかを判断する方法や、アンケートによってわかった未読スルーの衝撃の事実も紹介。
この記事を読めば、未読スルーする男性の隠れた心理が少し理解できるようになるはず。
「もう返信が来ない理由をあれこれ悩むのは嫌!」という人は、ぜひ最後まで読んでみてください!
目次
男性がLINEで未読スルーするときの理由・心理9つ
未読のまま無視されると、理由が気になって仕方なくなりますよね。
男性は一体なぜ未読スルーしてしまうのでしょうか。
今回、パタリナ編集部が男性にアンケート調査したところ、次の9つに多くの回答が集まりました。
これら9つの理由や心理を、くわしく見ていきましょう。
相手が未読スルーする理由に心あたりがある人は、上の一覧から近いものを選んで読んでみてください。
第1位:返事がしにくい(52.3%)
男性がLINEを返さないときの1つ目の心理は、「返事がしにくい」というものです。
相手が返事しにくい内容だと感じてしまうと、返信内容を考えるのに時間を使うため、後回しにされたり未読のまま無視されることがあります。
- 『どこかへ行ってきたとか何かを食べてきたなどといった自分の近況を報告するだけのメッセージは返し方に困る。そういうのはTwitterに書いてほしい。(25歳/男性/営業)』
『自分の不幸話を淡々とされても、返事のしようがないし、こちらも何を言えばいいのか気を遣うので返しにくい。(31歳/男性/経理事務)』
- 『あのテレビ見た?など、知ってもどうにもならない内容が来たときは返信するのが面倒になって未読スルーをすることがあります。(25歳/男性/プログラマー)』
『旅行先とかの写真が複数送られてきた時、どう返事したらいいか悩んでしまう。そして悩んでる間に面倒臭くなり返さなくなる。(35歳/男性/自営業)』
『ドンピシャで自分にとって都合の悪い内容だと、返しに詰まっているうちにスルーしてしまうこともあります。(30歳/男性/営業)』
その日あった出来事の報告や、自分が見たテレビ番組やCMの感想など、独り言でつぶやくような内容は「返事がしづらい」と感じる男性が多いようです。
男性の場合、こうした当たり障りのないメッセージへの上手な返し方がわからず、未読のままにする人が多いでしょう。
第2位:疲れていて気力がない(50.0%)
男性がLINEを返さないときの2つ目の理由は、疲れていて気力がない、というものです。
心身ともに疲れているときは、真っ先に休みたいと思うため、未読スルーされることがあります。
これは男性に限らず、女性でもよくあることですよね。
疲れているときは、LINEを見るよりも先に休んだり、食事したりするでしょう。
- 『仕事で疲れているときに「ねぇ。」という構ってほしそうなラインが来たときは、面倒くさいのでスルーしますね。(33歳/男性/営業)』
『別に嫌だからとかじゃ決してなくて、身体が疲れていて気力がまったくない時は未読無視をしてしまいます。(31歳/男性/飲食店)』
- 『疲れていると相手に気を使う余裕がなく、返信してもそっけなくなってしまうため、相手のためになると考えてその場で返信はしない。(26歳/男性/理学療法士)』
『仕事で疲れているときは早く休みたいので、内容に関係なく基本的にスルーします。(27歳/男性/営業)』
疲れているときは、「内容に関係なくメッセージを読まない」という声もありました。
返信文を考える気力がないと、悪気はなくても返信を後回しにしてしまう人が多いようです。
第3位:相手に興味がない・フェードアウトしたい(50.0%)
男性がLINEを返さない3つ目の心理は、相手に興味がない・相手との関係をフェードアウトしたい、というものです。
興味がない相手からのLINEは、優先度が低いと判断され、返信を後回しにされることがあります。
また、関係を断ちたいと思われているときは、未読のまま無視されることもあるでしょう。
- 『ライン交換を頼まれたので仕方なく交換しましたが、その人に対して興味がなかったので、相手に気を持たせないためにも未読無視しました。(29歳/男性/営業)』
『あまり付き合いたくない相手からの、お誘いと思われる「いつ空いてる?」みたいな内容は答えづらかった。(34歳/男性/一般事務)』
- 『そんなに仲良しでもないのにバシバシLINEを送られても困る。(27歳/男性/営業)』
『あまり好きでも無い人から、どうでも良い事を聞かれても返す気にもなりません。(35歳/男性/会計士)』
残念ながら「興味がない」「距離を置きたい」といった理由で、あなたのメッセージがわざと未読スルーされている可能性もあるでしょう。
相手から興味を持たれていない場合、返信をもらうにはかなり工夫が必要そうですね。
第4位:しっかり考えてから返信したい(35.7%)
男性がLINEを返さない4つ目の心理は、「しっかり考えてから返信したい」というもの。
通知でメッセージ内容を確認して、「返信に時間がかかりそう」「時間があるときにしっかり考えたい」という場合、あえて未読スルーされる可能性があります。
- 『普通の返信よりもしっかり文面を作る必要があるときは、既読する前に考えるので、少し時間をおいてから返します。(30歳/男性/プログラマー)』
『適当に返信すると誤解を招きそうな内容や、長文メッセージがきたときは、とくに慎重に考えてから返信する。(28歳/男性/介護士)』
- 『開いたあと返信するまで時間がかかりそうなときは、「既読スルー」と誤解され、相手を不安にさせるかもしれないので、あえて未読のままにしておくことが多い。(32歳/男性/営業)』
『簡単に返信できる内容ではなく、真剣な内容だった場合は、ちゃんとした文面で返信したいので時間をおくことがあります。(26歳/男性/歯科医)』
なかには「既読の時間が長いと相手を不安にさせてしまうから」という理由で、あえて未読のままにしておく人もいるようでした。
いつもよりも真剣な内容だったり、丁寧な返信が必要だと判断した場合、相手の気持ちにも配慮して、時間をおいてから返信する人が多いでしょう。
第5位:単純に忙しい(35.7%)
男性がLINEを返さないのは、単純に忙しくて返事ができないという場合もあります。
通知を見ても忙しくて返信できなかったり、「この内容なら仕事が終わってからでいいや」と判断されることもあるでしょう。
また、仕事中はそもそもスマホを近くに置けなかったり、「気が散るからLINEを開かない」という人もいます。
- 『仕事中は、そもそもLINEを開いて返事できないときが多いし、気になっても基本的には返事しません。(25歳/男性/営業)』
『仕事で忙しい時に、返信しづらい内容のLINEが来ると、めんどくさくなるのでとりあえずスルーします。(29歳/男性/SE)』
忙しいときに未読スルーされるのは、相手への気持ちに関係なく仕方ないことでしょう。
第6位:LINEが苦手でめんどくさい(19.0%)
男性が未読スルーする理由には、「LINEが苦手でめんどくさい」という心理がかかわる場合もあります。
男性によっては「時間をかけて文字を打ち込むのがイヤ」と、LINEを使うこと自体を面倒に感じる人もいます。
- 『たまに相手に対して「そんなことでラインする?」と思うことがある。別にLINEでやりとりするまでもない内容だと、スマホで文章を打ち込むのがめんどくさいと感じる。(35歳/男性/看護師)』
『LINEで会話するのがあまり好きじゃないので、メッセージが長いLINEは、相手から電話がかかってきたときに簡潔に済ます。電話なら意外と一言二言で終わる。(32歳/男性/営業)』
なかには「文面よりも電話のほうが楽」と、あえて未読にしたまま相手からの電話を待つ人もいました。
LINEにあまり関心がない男性の場合、メッセージ内容によっては「めんどくさい」と未読スルーされることがあるでしょう。
第7位:会話が終わったと思っている(15.4%)
男性がなかなかLINEを返さない理由として、そもそも会話が終わったと思っている場合もあります。
冒頭でもお話したように、男性は女性に比べてLINEへの関心が低く、LINEでのやりとりを重視していない人が多いです。
そのため、女性にとっては返すのが当たり前の内容も、男性によっては「会話が終わったから返信しなくてもいい」と判断することがあります。
- 『朝の「おはよう」とか、夜の「仕事お疲れ」みたいな内容は基本的に未読です。返事するものと思っていないので。(34歳/男性/通信系)』
『「この動画、面白いよ」といった内容は、自分の中では「へーそうなんだ」で終わるので返信しようと思わない。(35歳/男性/公務員)』
- 『「さよなら」「おやすみ」などと送ったあとにスタンプが来た場合は、すでに会話がおわっているので、確認せずそのままにする。(29歳/男性/営業)』
「おはよう」「おやすみ」のあいさつや、返事が「そうなんだ」と自己完結してしまう内容は、「会話が終わっている」と勘違いされることがあるようです。
とくに、普段からあまりLINEを使わない男性は、返信に対する意識のズレから、悪気なく未読スルーしてしまう場合もあるでしょう。
第8位:暇な人だと思われたくない(9.5%)
男性がすぐにLINEを返さない理由のひとつに、「暇な人だと思われたくない」という心理があります。
この場合、相手に良く見られたいポジティブな心理と、会話を続けたくないというネガティブな心理のどちらかを持っている可能性が高いです。
- 『なんとなく返信が早いと暇そうなイメージが付くので、仕事で忙しい感を出して「かっこいい」と思われたい時もある。(25歳/男性/プログラマー)』
『いつも早く返信してくれる相手だと、暇だと思われて長く続くのが面倒なので、あえて時間をおいて返したりします。(26歳/男性/音楽講師)』
- 『スタンプだけのLINEにすぐ反応すると、時間があると思われて、内容のない話が始まったりするのでスルーすることがある。(35歳/男性/営業)』
「かっこつけて仕事で忙しくみせたい」という声もあれば、「すぐに返事をしてやりとりを続けるのが嫌」という声もありました。
暇な人だと思われたくない心理から、わざとLINEの返信を遅らせる男性もいるでしょう。
第9位:相手をじらして駆け引きしたい(2.3%)
男性がLINEを返さない場合、「相手をじらして駆け引きしたい」という人もまれにいます。
何度かやりとりをしているなかでわざと会話を途切れさせ、相手の反応から気持ちを確かめようとするのです。
- 『いつも自分から話題を振っていたので、相手の出方を見るためにあえて返信を遅らせることもあります。(26歳/男性/営業)』
『お互い気があると知っていて、自分の返信よりも相手からの返信のほうがいつも遅いときは、なんとなく悔しいので、あえて時間が経ってから返信したりします。(29歳/男性/塾講師)』
とくに、いつもすぐに返信してしまう人は、「たまには相手から追いかけられたい」と思うようですね。
相手が好きな人だった場合は、駆け引きしたいために、わざと時間をおいて返す男性もいるでしょう。
未読スルーの理由はやむを得ない事情も考えられる
ここまで、男性があえて未読スルーする場合の理由・心理を見てきましたが、なかには未読スルーという意識がなく、やむを得ない理由でメッセージを読んでいない場合もあります。
相手がどうしても既読をつけられないときに考えられる、3つの理由を見てみましょう。
(1)スマホが扱えずLINEが開けない
やむを得ない理由の1つ目は、スマホが扱えずLINEが開けないため、メッセージを既読できないというものです。
たとえば次のような状況なら、数時間未読の状態がつづいても仕方がありません。
- 就寝中
- 電源OFF状態
- 地下や田舎など、電波が悪い場所にいる
- 自転車や車の運転中
返信が早く欲しいときは、起きている時間や家に帰ったタイミングを狙うなど、相手の生活リズムに配慮してメッセージを送るといいですね。
既読できない時間帯は毎日出てくるので、数時間の未読なら気にしすぎる必要はありません。
「今は充電切れてるのかも」「寝ているのかも」と気楽に捉え、相手が返信できる状況になるのを待ちましょう。
(2)LINEアプリの初期化やアンインストール
やむを得ない未読スルーの2つ目の理由は、LINEアプリの初期化やアンインストールです。
スマホの修理や機種変更中などに、LINEアプリを初期化したりアンインストールすると、これまでのメッセージが見れなくなります。
たとえば、スマホの修理中や機種変更中には、次のような事象が起こる可能性があります。
- 間違えてLINEアプリをアンインストールした
- スマホを初期化する修理をして、LINEのデータが全滅した
- アカウントの引継ぎを忘れた
- アカウントは引き継いだが、トークを復元していない
スマホトラブルでLINEが見れない場合、その状態が1日以上続くこともあるので、周りの人に「今はメッセージが見れない」と伝えているケースが多いです。
そのため、共通の知り合いに聞いてみたり、相手のSNSをチェックすれば真相が突き止められるかもしれません。
1日以上の既読が付かない場合、スマホの修理や機種変更が理由で、LINEアプリの初期化・アンインストールした可能性もあるでしょう。
(3)LINEの通知やメッセージに気付いていない
やむを得ない未読スルーの3つ目の理由は、単純に通知やメッセージに気付いていないというもの。
たとえば知り合いが多かったり、仕事でもLINEを使うような人なら、あなたのトークが埋もれてしまうこともあります。
また、そもそもLINEの通知をOFFにしている人は、LINEを開くまでメッセージに気付くことができません。
未読スルーされていると感じても、相手がメッセージ自体に気付いていない可能性もあることを知っておきましょう。
LINEで未読スルーされた男性から返事が欲しいときの対処法3つ!
未読スルーは、相手がメッセージを読んだかどうかすらわからないもの。
相手にブロックはされておらず、まだ脈ありの可能性があるなら、返事をもらうための対処法を実践してみるのもひとつの手です。
ここからは、未読スルーされたら試したい、返信をもらう3つの対処法を紹介します。
(1)返信を誘うような追撃LINEを送る
未読スルーされている相手から返信をもらう方法として有効なのが、返信を誘うような追撃LINEを送ること。
むやみに追撃LINEを送りつけるのは、ウザいと思われるだけ。
でも次の2つのコツを意識すれば、追撃LINEは未読スルーの状態を打破するカギになります。
- トーク画面を開かせる
- 返信のハードルを下げる
とくに脈ナシの可能性が高い人ほど、この方法が重要になります。
それぞれの具体的な方法を見ていきましょう。
返信を誘うコツ:LINEのトーク画面を開かせる
返信を誘う追撃LINEの1つ目のコツは、トーク画面を開かせることです。
返信をもらうには、まず通知で相手の気を引き、トーク画面を開かせる必要があります。
相手に「気になるなこのLINE…」と思わせるためには、次のような方法が有効です。
- 文字を工夫する
- メッセージをあえて4~5にわけて送る
- 画像を送ってみる
LINEのプッシュ通知は、機種やiOSのバージョンによりますが、40~99文字程度が表示されます。
※iOS13.1.2バージョンは99文字まで表示(編集部調査)
上の画像のように、最初の一文を工夫し、99文字以内で目を引くようなメッセージを送れば、相手も気になって返信をくれる可能性が高まるでしょう。
またLINEは、4つ以上のメッセージを送ると通知が重なり、最後に送ったメッセージだけしか見れなくなります。
複数の通知が一気に来ると、相手は内容が気になるので、メッセージをあえて4~5つにわけて送るのも効果的です。
最後にスタンプを送るなどして、内容が気になるように仕向けましょう。
さらに、画像のLINEは「なんの画像だろう?」と内容を気にする人が多いです。
メッセージの最後を画像にしたり、思い切って画像だけを送ってみるのもオススメ。
プッシュ通知を上手に使った追撃LINEで、相手にトークを開かせて返信を誘いましょう。
返信を誘うコツ:返信のハードルを下げる
返信を誘う追撃LINEの2つ目のコツは、返信のハードルを下げることです。
相手が通知に出てきた内容を「面倒だから後回しにしよう」「返さなくてもいいか」と判断すれば、あなたのLINEは未読スルーされてしまいます。
返事をもらいたいなら、次のような内容で相手の心のハードルを下げましょう。
- 相手が興味のある内容(好きな物や趣味など)
- 相手への質問や相談
好きな音楽やテレビ番組、今夢中になっている趣味など、相手が興味のある内容は、会話がつなげやすいので返信してもらいやすいです。
もしあなたのLINEに返事がしづらくて未読スルーされているなら、相手が興味のある話題に変えることで返信を誘えるかもしれません。
「〇〇くんならどう思う?」「〇〇くんって△△好きだったよね?」「ちょっと聞きたいんだけど…」と、質問や相談を投げかけるのも効果的です。
相手は聞かれている内容に答えればいいだけなので、「何を返せばいいかわからない」という状況を避けられます。
また、相手は「答えを返さなくては」と思うので、返事が来る確率もグッと上がるでしょう。
内容を工夫した追撃LINEで、相手のハードルを下げて返信を誘いましょう。
(2)あれこれ考えずに、しばらく放置する
未読スルーされている相手から返事をもらいたいなら、返信がない理由をあれこれ考えずに、しばらく放置してみるのも有効です。
なかなか返事が来ないからといって追撃LINEで急かすと、相手は余計に返事を「めんどくさい」と思う可能性があります。
相手への気持ちに関係なく返事を後回しにしたり、やむを得ない事情で既読をつけられない人がいるのも事実。
そのような場合は、時間がかかってもあとから返事が来ることがほとんどです。
不安と焦りで変に相手を急かすよりも、深く考えすぎず気長に返信を待ちましょう。
(3)思い切って電話してみる
未読スルーされているとき、相手によっては思い切って電話してみると反応が得られることもあります。
たとえばメッセージの通知だけでは、相手があなたからのLINEを見逃しているかもしれません。
仕事が忙しい人の場合、「あとで返そう」と思っているうちに返信し忘れている可能性もあります。
そこに電話の通知が入ると、相手は「何事だろう」「急用かな」と思うはず。
メッセージではなく電話にすることで、相手の意識をあなたに向けることができるでしょう。
電話は最終手段として使おう
追撃の電話は、どの方法を試しても相手から反応がないときの最終手段として使いましょう。
単純に忙しくて返信を後回しにしていた場合は、「いきなり電話されても出れない」「急かされてるみたい」と嫌な気分になるかもしれません。
そのため、未読スルーされている男性への電話は、しばらく放置したり、追撃LINEを送ったりしても反応がないときの最終手段として使いましょう。
このあと「「脈なし」を見分ける方法」の見出しで説明しますが、好きな人からのLINEを1日以上未読スルーする人は少ないです。
最後に電話を試しても相手から反応がなければ、きっぱり諦めると決めておきましょう。
男性からLINE未読スルーされたときのNG対応2つ
これまでお話した通り、未読スルーされた男性から返信をもらうには、最初の追撃LINEで相手の返信に対するハードルを下げる必要があります。
でも一歩間違えれば、余計に返事がもらえなくなるという可能性も。
そこで、未読スルーされたときについやりがちな、2つのNG行動を紹介します。
間違えた行動で失敗しないよう、アプローチする前に必ずチェックしておきましょう。
(1)返事を急かすメッセージを送る
LINEで未読スルーされたときの1つ目のNG行動は、返事を急かすメッセージを送ることです。
- 『すぐに返さなければならないわけでもない話題について未読スルーしていて「生きてる?」など追加で送られてくると急かされた気持ちになって嫌。(22歳/大学生)』
『立て続けに「おーい」とかスタンプを送って来られると、せかされているような気分になるので、イライラしてストレスを感じます。(25歳/会社員)』
前にお伝えしたように、未読スルー中の相手から返事をもらうには、たしかに追撃LINEが有効です。
でも、「すぐには返事ができないからあとで返したい」と思っている相手に、「おーい」「生きてる?」などと急かすようなメッセージを送るのは逆効果。
さらにそれが時間をおいて何度も続くと、相手の男性は通知が来るたびにストレスを感じてしまいます。
「今、〇〇してるんだ」「今日〇〇があったよ」など、生存確認のために意味のないメッセージを送るのも、暗に急かされていると感じる男性もいるようです。
未読スルーされたときは、返事を急かすメッセージで相手にストレスを感じさせないよう注意してください。
(2)イライラした感情をぶつける
LINEで未読スルーされたときの2つ目のNG行動は、イライラした感情を相手にぶつけることです。
- 『単に見落としの場合もあるし、通知で見れた部分で挨拶だけとか特に緊急を要する内容でない場合に、怒りを表されても。(31歳/塾講師)』
『どうして返信が遅いの?などの質問や怒りのスタンプが繰り返し送られてくると相手を怒らせないように返信しないといけないので嫌な気分になります。(27歳/プログラマー)』
相手の男性は、どうしても忙しくて時間がなかったり、単純に通知に気付いていないなど、仕方がない理由で未読スルーすることもあります。
悪気はないのに、一方的にイライラした感情をぶつけられては、相手もいい気はしませんよね。
とはいえ、LINEの返信が来ない理由をあれこれ考えてしまい、モヤモヤする気持ちもわかります。
でもここは溢れる不安や怒りをグッと抑え、相手をイラつかせてしまわないよう注意しましょう。
LINEで未読スルーされたときに「脈なし」を見分ける方法
ここまで未読スルーの理由を見てきて、男性が未読スルーする理由はさまざまで、相手とのLINEが嫌ではなくても未読スルーすることがあるとわかりました
でも残念ながら、「相手に興味がない」「関係を断ちたい」といった理由の未読無視があるのも事実。
では、相手の未読スルーが「脈ナシ」かどうかは、どうやって見分ければいいのでしょうか。1週間どころか1日以上の未読スルーは「脈ナシ」!?
脈ナシの未読スルーとは、1週間や1ヶ月など長期間返信がないことでは?と想像する人もいるでしょう。
しかしアンケートによると、好きな人や彼女からのLINEなら約7割以上は1日も経たないうちに返信していることがわかったのです。
この結果から、1日以上の未読スルーは、少なくとも脈アリの可能性が低くなると言えます。
相手が好きな人や気になる人だった場合、「そもそも未読スルーしない」という人も多いです。
ただし、スマホの修理中や機種変更中、単純に通知に気付いていなかったときなどは、1日以上LINEの返信が来ないこともあるでしょう。
また、今の時点では脈アリではなくても、これからやりとりを続けるうちに脈アリになる可能性もあります。
とはいえ、返信に1日以上かかるのは、相手にとってあなたの優先度が下がっている証拠。
好きな人や気になる人からLINEが来たとき、自分ならどうするかを想像してみてください。
アンケート結果からもわかるように、1日以上未読スルーされた場合は、脈ナシの可能性が高いと考えましょう。
LINE未読スルーの「脈ナシ」を見分ける3ステップ
1日以上の未読は脈ナシの可能性が高いとはいえ、いちがいにすべての人が脈ナシとは限りません。
男性によっては、毎日LINEを使わない人もいれば、スマホのトラブルや通知OFFの状態など、やむを得ない事情で1日以上既読できない人もいるでしょう。
そこで、脈ナシの未読スルーをできるだけ正確に確認する3ステップを紹介します。
どうしても脈ナシかどうかハッキリさせたい人は、ぜひ次の方法で見分けてみてください。
- ステップ1:相手のSNSを調査する
- ステップ2:ブロックされていないかを確認する
- ステップ3:共通の友人に聞いてみる
まず、相手のTwitterやInstagramなどの更新状況をチェックしましょう。
もし返信が途絶えているあいだに更新されていたら、相手はあなたのLINEを未読無視している可能性が高いです。
未読スルーの状態が続く場合、相手からブロックされている可能性もあります。
そのため次のステップとして、相手からブロックされていないかどうかも確認しておきましょう。
ブロックされている場合、おもに次のようなことが起こります。
- LINEスタンプ・着せ替え・絵文字のプレゼントが送れない
(数種類試しても同じ結果になる) - 無料通話をかけると「応答なし」と出る(Android限定)
- 自分のタイムラインから相手の投稿が消えている
- 相手のホーム画面から、「全体公開」以外の投稿が見れなくなる
もしブロックされていれば、残念ながらその未読スルーは100%脈ナシ。
あなたがメッセージを送ったとしても、もう相手はそれを読むことができません。
返信がないことに悩む時間はもったいないので、いさぎよく諦めたほうがいいでしょう。
ブロックされていないことがわかれば、最後のステップとして共通の友だちに相手の状況を聞いてみましょう。
もし相手の男性とその友人がいつも通りLINEをしていれば、あなたのLINEは故意に無視されている可能性があります。
この方法は自分一人では試せないので、まずは前の2ステップを踏んでから、最後に試してみるのがいいでしょう。
LINEの未読スルーと既読スルー、「脈ナシ」なのはどっち?
この記事では未読スルーについて解説してきましたが、LINEの返事がこなくてヤキモキするのは「既読スルー」も同じです。
LINEの未読スルーと既読スルー、世間のみなさんはどちらを脈ナシと考えているのでしょうか。
男女424人に、脈ナシだと思う方を聞いてみました。
アンケートによれば、わずかながら「未読スルーの方が脈ナシ」と考える人が多数派でした。
両者の意見をくわしく見てみましょう。
未読スルーの方が脈ナシ派の意見:「完全な無関心だから」
未読スルーのほうが脈ナシである理由としては、
- 既読はまだ相手に関心があるが、未読は完全な無関心
- 相手が「読んでいる」という意思表示をする気もない
といった意見が多く見られました。
- 『未読スルーは「完全な無関心」「まったく興味なし」の表れだと思うが、既読スルーは一応目を通しているので、「関心がまったくない」というわけではないと思うから。(31歳/男性/飲食サービス業)』
『未読スルーされてしまうとブロックされていることを疑ってしまうし、既読になったということは読んだよという意思表示でもあると思うので、未読よりは既読のほうが相手の気配を感じて脈アリだと思います。(32歳/女性/営業)』
- 『未読ならばそもそも相手に内容が届いていないので意思の疎通ができないが既読なら押し方次第でまだ可能性があるから(34歳/男性/営業)』
『既読スルーです。良くも悪くも読んでくれているからです。反応ないと言っても、読んでくれていることがわかると安心します。未読のままでは意味がない。読まないと始まらないと思うから。既読しておけば、ちょっと思わせぶりな感じだから。(27歳/女性/経理)』
読んだのかわからない未読状態よりは、メッセージが伝わっている既読状態でスルーされるほうが、気持ちも楽なようです。
一方で、約4割の人は「既読スルーのほうが脈ナシ」と答えていました。
既読スルーの方が脈ナシ派の意見:「相手への配慮がないから」
既読スルーのほうが脈ナシである理由としては、
- 相手への配慮が感じられない
- 未読スルーに比べてわざと無視している可能性が高い
などの意見がありました。
- 『送った相手に読んだことが伝わっているのに返事をしないのは、相手に不快感を与えてもいいと思っているのかなと感じる。相手のことを気にするなら、不安にさせないようにスタンプひとつや「あとで返すね」という一言を送ると思う。(29歳/女性/営業事務)』
『未読スルーは単に埋もれているだけの場合もあるかと。自分がほとんどそうなので。既読スルーは、内容を確認した上でのスルーなので、未読スルーより期待値は下がる。(26歳/男性/工場勤務)』
- 『未読スルーはもしかしたら駆け引きされてたり、しょうがない理由で見れないかもしれない可能性もあるけど、既読スルーは見たうえで会話する気がないから返信しないのでは、と思うから。(23歳/女性/アパレル)』『既読スルーには「あなたに興味がない」という意思を感じるからです。未読スルーであれば、こちらに気を使ってくれる余地があるのかな、と感じます。(35歳/男性/病院職員)』
既読スルーは読んだうえで返信をしないため、未読状態よりもタチが悪いと考える人が多いようですね。
それぞれの意見を見てきましたが、あなたはどちらが脈ナシだと思いましたか?
繰り返しになりますが、1日以上の未読スルーは「脈なしの可能性が高い」と判断できる一方で、軽い気持ちで未読スルーしたり、どうしても既読がつけられないことも考えられます。
1日~3日程度の未読スルーなら、あまり深刻に考えすぎず、返信を待ってもいいでしょう。
【おまけ】未読スルーでも80%の男性はメッセージ内容を読んでいる!
やむを得ない状況で未読スルーされることがあるとはいえ、「この前は同じ時間に返してくれていたのに」「本当にそんなトラブルが続くことってある?」と思う人もいますよね。
実際に、パタリナ編集部が行ったアンケートでは、未読スルーする男性の80%が「LINEの通知やトーク一覧で内容を確認している」ことがわかりました。
LINEはトーク画面を開かなくても、通知やアプリのトーク一覧からメッセージの一部を確認できます。
そのため、既読が付いていなくても、相手の男性はある程度内容を把握している可能性が高いです。
一度内容を確認したうえで、「今は忙しいから一旦スルーしよう」「この内容なら後で返してもいいや」と判断している男性がほとんどでしょう。
【おまけ】男性は女性よりもLINEへの関心度が低い!
では、なぜ多くの男性は、内容を確認しているにもかかわらず未読スルーするのでしょうか。
その大きな理由として考えられるのが、男性と女性のLINEに対する関心度の違いです。
今回、男女424人へのアンケート調査により、男性と女性では1日あたりのLINE利用頻度に差があることがわかりました。
上のグラフでは、女性は「毎日2~3時間ごと」に必ず使う人が多いのに対し、男性は「使わない日もある」人が多いことがわかります。
女性はLINEをコミュニケーションのツールとして利用しますが、男性は単なる連絡手段として捉える人が多いため、利用頻度が少ないのです。
たとえば男性のなかには、挨拶やつぶやきなどの要件がないLINEを「返さなくていい」と判断する人も多くいます。
このように、男性が未読スルーをする理由には、大前提として女性よりもLINEへの関心が低いことが関係しているようです。
まとめ:男性のLINE未読スルーは理由や心理、期間に合わせて対処しよう
男性が未読スルーする理由には、大きく分けて次の4つがあることが分かりました。
- LINEが苦手という男性心理
- 相手によく見られたい
- 相手に興味がない
- やむを得ない状況やトラブル
ラインの未読スルーは、相手がスルーしている理由や期間によって、次にとるべき対応が変わります。
今回のアンケートでは、1日以上の未読スルーは脈アリの可能性が低くなることがわかりました。
そこで未読スルーされている期間ごとに、次にとるべき行動をまとめてみました。
- 1日未満:返信を待っても大丈夫
- 1日以上~3日未満:脈ナシかを確認
●脈ナシではない
→しばらく放置 or 追撃LINE・電話
●脈ナシの可能性が高い
→追撃LINE・電話
●相手からブロックされていた
→諦める
- 3日以上:追撃LINE・電話をする
ただし、少し間違えると相手に「めんどくさい」と思われる可能性もあるので、次のようなNG行動には注意しましょう。
- 立て続けにメッセージを送る
- イライラした感情をぶつける
とはいえ、未読スルーの本当の理由は憶測で考えることはできても、本人に聞かない限りわからないもの。
もしかすると、相手はあなたのことを思って「あとで丁寧に返信したかった」「あえて時間を空けて駆け引きしたかった」という可能性もあります。
だからこそ、わかりもしない理由をあれこれ考えてネガティブになりすぎる必要はありません。
1日くらいの未読無視なら、気楽に構えて返信を待ちましょう。
それ以上の期間未読スルーされている人は、今回の記事を参考に、次の一手を打ってみてくださいね。