FORTUNE
2024.2.09
本当に清潔?『トイレットペーパーの三角折り』について
トイレットペーパーの三角折りは、次の人が取りやすく清潔感を演出してくれるように感じられます。
しかし、実は意外な意味があったんです。
意外な真実!トイレットペーパーの三角折りとは?
いつ頃、誰がなぜ三角折りを始めたのかは不明ですが、一つの説では「清掃完了の合図」として使用されていたり「ようこそ」という挨拶の代わりとして使われているようです。
トイレが清掃されたことや歓迎されていることを示すために三角折りが行われているのです。
確かに、三角折りにされたトイレットペーパーは引きやすく、清潔感を感じることもあります。
これが理由で人々が「次の人が使いやすく」と三角折りを行うようになったのかもしれません。
しかし、トイレットペーパーの三角折りには衛生的でない点が存在します。
トイレットペーパーの三角折りは不衛生なのか?
ネット上でよく議論されているように、トイレットペーパーの三角折りはやはり不衛生なのでしょうか?そのリスクについて考えてみましょう。
トイレットペーパーを三角折りするのは、基本的に「用を足した後」だと思います。
その前にはトイレのドアノブや便座の蓋、トイレットペーパーホルダー、トイレットペーパー、洗浄レバー(ボタン)など、トイレ内のいろいろな場所に触れることになります。
そして、それらの場所には細菌やウイルスが付着している可能性があります。
そのままの手でトイレットペーパーを三角折りすると、菌やウイルスが付着する可能性があります。
次にトイレに入る人がそれらのトイレットペーパーを使えば、感染リスクが高まってしまうでしょう。
とくに子どもや免疫力の弱い人が触れる場合、感染のリスクが増える可能性もあります。
一方で「過敏ではないか?」という指摘もあります。
確かに、電車の手すりやつり革、ドアノブ、スマホ、硬貨や紙幣、パソコンのキーボードなど、私たちが日常的に触れるさまざまなものにも同じように感染リスクがあります。
そのため、トイレットペーパーの三角折りだけを気にするのは過敏かもしれません。
ただし、トイレは排泄する場所であり、他の例とは性質が異なります。
たとえば「ノロウイルス」に感染した人が三角折りをしていた場合、次の人に感染リスクを広げてしまう可能性があるのです。
結局、トイレットペーパーの三角折りはどうすべきなの?
以上を考えると、感染リスクをできるだけ減らすためにも、トイレットペーパーの三角折りは避けた方がよいでしょう。
ただし、感染リスクは三角折りだけに限らず存在します。
トイレットペーパーを触らないわけにはいかないでしょう。
トイレットペーパーを手に取ってちぎる際にも、細菌やウイルスの付着リスクがあります。
また、前述したようにトイレ内のドアノブや便座の蓋などにも注意が必要です。
したがって、トイレに入った後はしっかりと手を洗うことが重要です。
基本的な衛生習慣を徹底しましょう。
なお、自動でトイレットペーパーを三角折りしてくれる製品も存在します。
片手で簡単にちぎれる上に、次の1枚が三角折りされた状態で出てくるため、衛生的な方法です。
興味がある方は探してみるとよいでしょう。
結論
日本人の「おもてなし」の心は素晴らしいものです。
しかし、トイレットペーパーの三角折りについては、感染リスクを高める可能性があるため、避けるべきです。
自身が感染しないだけでなく、他人にも感染リスクを広げないために、トイレに入った後は手洗いをしっかり行いましょう。
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今回は、日常に役立つかもしれない便利な情報を紹介しました!
ぜひ参考にしてみてくださいね♪
(lamire編集部)
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