COMIC
2022.7.05
【奇妙な体験】「あれ、体が動かない!?」金縛りの夜に“黒い着物を着た少女”を見た私。→翌朝目が覚めると、なぜかいつもより体が軽くて調子がいい…!?
燃え盛る人間のようなもの
まだ幼少期のころ、旅行先の部屋の窓から光る何かが動いているのが見えたことがあります。
何だろうと思って目を凝らして見てみると、全身火だるまの人間らしきものが窓の外の崖を上ってきているのがハッキリ見えました。
真っ暗な中、その人間らしきものはどんどん私のいる部屋の空いている窓の方に向かって上ってきていて、あまりの恐怖にとっさに窓を閉めると、窓は開けられないのかそれ以上は入って来ませんでした。
しかし、窓のすぐ外に燃え盛る人間のようなものが張り付いてるのに周りの大人は全く見えていないらしく…それがよけいに怖くて今もその光景が目に焼き付いています。
(女性/会社員)
出典:lamire
金縛りの夜に
仕事が繁忙期で忙しく、身体を休める暇もなかったときの話です。
まともに自分の時間も作れず、仕事が終われば帰って寝るという日々に、生きている意味が分からなくなっていました。
就寝してからどれくらいの時間が経過したでしょうか。
鈴のような音が聞こえたような気がして目をさましたのですが…「あれ、体が動かない。」
これが金縛りなのかと、初めての体験に私は恐怖とともに何かしらの期待で心を躍らせていました。
窓の外からは大量の鈴の音が一定の間隔で鳴り続けるなか、足下に重みを感じると、ソレはゆっくりと足から腹、胸へと這いずるように上がって来ました。
その正体は黒い着物を着た10歳くらいの少女。
悪霊の類いには思えず、恐怖心を抱くこともなく、ただ少女と視線を合わせていると、少女は私の耳元に顔をゆっくりと近付けて何やら呟いたのです。
しかし、うまくその言葉を聞き取ることは出来ませんでした。
そして私を見下ろして聞こえない声で笑うと姿を消したのです。
しかしまた足下から少女は這い上がってきては同じように耳元で何かを呟くと、私の反応を楽しむように笑い、それを何回か繰り返すと鈴の音と共に姿を消し、私の意識も気付かぬうちに途絶えていました。
翌朝目を覚まし、あの体験が夢だったのか現実だったのかは定かではありませんが、ひとつだけ確かなことがありました。
それはいつもより体が軽く、気分がよかったのです。
あの少女が何者でどうしてあんなことをしたのかは判りませんが、私はあの少女を座敷童だと思うようにしました。
あの少女にまた会えないかな、なんて時折布団の中で思ったりもします。
(男性/フリーター)
いかがでしたか?
不思議な出来事が偶然なのか、はたまた“何か別のもの”なのかはわかりませんが…。
誰かが実際に体験した話には、何か奇妙な説得力がありますよね。
以上、奇妙な体験エピソードでした。
次回の「体験談エピソード」もお楽しみに♪
※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。