LIFESTYLE

2021.11.15

【ライバーインタビュー】波乱万丈な人生を乗り越えて……ライブ配信が、私たちにくれたもの

    年齢も性別も関係なく、個性豊かなライバーと日々交流できるライブコミュニケーションアプリ「Pococha(ポコチャ)」

    配信者として注目される人たちは「ただ可愛いだけ」「声がいいだけ」ではありません。

    たくさんの人生経験を活かして、多くの人とコミュニケーションしているライバーたち。

    今回はlamireとPocochaがタイアップイベントを開催し、人気ライバーたちの「波乱万丈な人生」についてインタビューを実施。

    イベントに入賞した魅力的なライバーたちが経験してきた、濃すぎる「人生の話」をお伺いしました。

    1位:絆につき、ゆーきさん

    「ライブ配信は、僕にとって人生と生活そのもの」と語る絆につき、ゆーきさん(以下、ゆーきさん)。

    雑談枠で配信しているゆーきさんですが、実はリスナーにもあまり話したことがない、ある壮絶な経験を乗り越えている方です。

    彼はライブ配信という枠の中で、私たちの想像を越える温かいコミュニティを作っている方でした。

    九死に一生の事故を乗り越えて

    ーライブ配信をはじめたきっかけはなんだったのですか?

    ゆーきさん
    最初は悪ふざけの一環でした。実は僕、プラットフォームを変えながらもう10年近く配信を続けているんです

    若い頃はやんちゃしていて、仕事もプライベートでも、何も長続きしたことがない僕だったけど、ライブ配信だけは楽しくて息を吸うみたいに続けられた。

    ーゆーきさんの「波乱万丈な人生」について教えてください。

    ゆーきさん
    実は、人生の途中である大事故にあって……。仕事中の事故で、全身の90%に大やけどを負う怪我をしたんです。担当医にも「助からない」と言われました。

    でもただ運が良くて、生き残ることができた。一生歩けないと言われていたのに、死ぬほどつらいリハビリを乗り越えて、なぜか今も地に足つけて生きています。

    事故にあった時「今までのバチがあたった」と、心の底から思いました。ライブ配信の中でも、人を貶めて笑いを取ったりしたこともありました。

    オンラインでもオフラインでも、チンピラみたいな生活を送ってきて、人に迷惑ばかりかけてきた罰だったんだって。

    でも、今こうして息をしている僕がいることは事実で。それなら誰かと一緒に、誰かのために生きたいと思った

    その場所が、僕にとってはライブ配信だったんです。

    ライブ配信を通して、リスナーと「生活」していく

    ーライブ配信は、ゆーきさんにとってどんな場所ですか。

    ゆーきさん
    人生、生活そのものと言っても過言じゃないと思います。

    僕、ほとんど365日、ライブ配信をつけっぱなしにして生活しているんです。仕事をしている時も、ご飯を食べている時も、寝る直前までずっと配信。

    ただ、同じ時間をリスナーと過ごしているだけなんです。僕にとっては、ライブ配信はルームシェア生活みたいな感じかな

    リスナーも僕も、常に一緒に何か話しているわけじゃないんですけど、ふと休憩する時に話したり、一緒にコーヒーを飲んだりするような、そんな関係です。

    ーでは、ライブ配信が「生活そのもの」のような感じですか?

    ゆーきさん
    そうですね。食う、寝る、配信する、って感じです。僕にとっては生きるために必要なものだけど、それがあまりに自然すぎるから、特別視もしていません。

    リスナーのみんなも、そうなんだと思う。つらい時はたまに相談に乗ったり、ただ一緒の時間を過ごしたりするのを、画面越しにしているっていうだけなんです。

    でも、かけがえない。ライブ配信がなかったら、今の自分はいないと思います。あまりにも自然すぎる人間関係が、僕とリスナーの中にはしっかり存在している。

    その関係が大切で心地よくて、彼らと過ごす時間が、死ぬまで続いていくんだろうなと思っています。

    ー人生の中でも大切なものを、ライブ配信で見つけましたか?

    ゆーきさん
    僕にとっては間違いなく、そうだったと思います。ここで出会ったみんなには、一生僕に関わっていてほしいなと思う

    悩みとか不満とか、一緒にいることで相殺できることって、きっとあると思ってて。

    僕はみんなに支えられてるし、でも、僕もみんなを支えてるんですよ。だから、困っている時は助けてあげたい

    つらい時も、僕と関わっていたら大丈夫だからって、リスナーにはいつも思っています。

    ー今後の目標などがあれば教えてください。

    ゆーきさん
    死ぬ時に、多くの人に惜しまれるような自分だったらいいなと思います。あったかい人だったねって、笑ってもらえるような。自分の配信はドキュメントに近い感じだから。

    人生のあらすじはライブ配信だし、終わる時もライブ配信してたらいいんじゃないかなと思います。

    2位:日居る子さん

    日居る子さん

    タロット占い師として活動している日居る子さん

    実は占い師として活動する前は、銀座の有名なショーパブでプロダンサーとして働いていたのだそうです。

    トランスジェンダーでもある彼女の人生は、まさに波乱万丈でした。

    そんな彼女だからこそ、人の悩みに触れる占い配信で、多くの人に希望を与えられているのかもしれません。

    性別や夢、自身と向き合い続けた半生

    ー日居る子さんの波乱万丈な人生について教えてください。

    日居る子さん
    小さい頃からふんわりと、自分の性に違和感を持っていました。でも、自分のセクシャリティを隠すことに慣れてしまっていたので、実際に性転換手術をしたのは30歳を超えてからでした。

    15歳くらいからダンスに興味を持って、高校を卒業して東京に出てきた時に、新宿2丁目に遊びに行くようになって。そこで、ショーパブのダンサーに憧れたんです。

    でも、ダンサーって練習時間も長いし、お給料も不安定だから、サラリーマンとして男性の格好をしながら、夜は踊るという生活を10年ほど続けていました。

    それでも生活は厳しくて、借金もして……一度はダンスも諦めて、完全なサラリーマンになったりもしました。それで結局、ダンスの方を取ることにしたんです。

    ー現在、ダンサーから占い師になったのはなぜですか?

    日居る子さん
    ダンスはずっと、40歳できっぱりやめようと思っていたんです。やめる時は、自分の理想的な姿で卒業したかったから、どこかでばしっと諦めるつもりでした。

    実家の家業が祈祷師で、もともと第六感が強い方だったこともあったので、セカンドキャリアとして占いを勉強しはじめたんですよ

    ライブ配信でライトに占いをしたり、1対1で本格鑑定をしたりで生活しています。

    むしろ今は、占いが天職だと思っています。25年続けたダンスも、今の自分に活きるプロセスの一部だったなと思う。

    自分がやりたいことと、自分に合うものって違うじゃないですか。

    私には、人のご相談を聞いて、その選択肢を広げる手伝いをする今の環境が、とてもしっくりきているんです

    占いを通して「しっくりくる生き方」の選択肢を増やしてあげたい

    ー実際、配信枠ではどんなご相談が多いですか?

    日居る子さん
    恋愛や、家族問題、人間関係に関するご相談が多いですね。Pocochaでは、アイテムを使ってくれた方に簡単な鑑定をさせていただいています。

    ー人のお悩みに触れる職業として、何か気をつけていることはありますか?

    占いって、人を依存させちゃうことがあるんです。鑑定が当たると安心して、自分の人生の運転を、私たちに任せようとしてしまう人もいます。

    でも、私は常に「決めるのはあなたですよ」ということを伝えています。「こうすれば救われる」なんて、アゲすぎる鑑定はしない。

    占いは一つの標識だと思ってもらうのが、一番いいと思います。カウンセリングをしながら、その人の未来に選択肢が増えるようなポジティブな伝え方に気をつけています。

    ーリスナーさんや読者に、伝えたいメッセージはありますか?

    日居る子さん
    私自身、葛藤にぶつかることが多い人生だったと思います。

    根深く続く新型コロナの影響もあって、みんながちょっと淀んだ空気に飲まれていますよね。そんな時でも、考え方が変わるだけで自分が輝きだすことはあると思っています。

    今の私は、前の私よりも輝いているし、そういうものは連鎖していくから。まずは、何万という配信枠の中から、私を選んでくれた人のことを輝かせていきたいです。

    誰かのことや、世界を「変えたい」とは思いません。でも、自分を変えることはできると思います。

    ただいろんな壁があって、みんな「どうやったら気持ちよく変われるのか」で引っかかってしまっています。

    今の時代を生きる方はみんな真面目で、何かをガマンしながら生きている人も多いから。占い師として、波乱万丈な人生を歩いてきた先人として、みなさんに「しっくり生きる」ということがどういうことなのか、お伝えしていけたらと思います

    3位:マサ越前さん

    マサ越前さん

    ライブ配信を始める前は、吉本興業に所属する芸人だったというマサ越前さん(以下、マサさん)。

    現在は福井県にあるバナナジュース専門店『BananaBoy』で名物店長として働いているそう。

    元芸人の名物店長のおかげで、バナナジュース屋は大繁盛。順風満帆に見える、マサさんの波乱万丈な人生とは……?

    「元芸人」のスキル活かして、バナナジュース屋に

    ー芸人だったマサさんが今、バナナジュース専門店で働いているのはどうしてなんですか?

    マサさん
    芸人は、幼い頃からの僕の夢でした。今でもフリーで、お笑い活動も続けてはいるんです。19から芸人として活動していましたが、相方との方向性の違いで、コンビを解散して。

    自分でも人生に悩んでいた頃、知り合いに「バナナジュース専門店の店長をしないか」と誘われたんです。

    縁のない土地ではありましたが、福井に流れる穏やかな空気感や、そこにいる人たちのあたたかさに心を打たれて……。

    今は、歌手やヒーローショーのスーツアクターなど、なんでもやるエンタテイナーとして活動しながら、バナナジュース屋の店長としても働いています。

    ー順風満帆なようにも見えますが、マサさんの「波乱万丈な人生」とは?

    マサさん
    そうですね……。実は小さい頃から「吃音症(どもりしょう)」を持っていて、喋りがどもってしまうんです

    それを、小さい頃からずっといじられ続けていました。はたから見れば、ほとんどいじめに近かったと思います。

    でも性格は前向きだったし、どんなに人にいじられても、人前で目立ちたいとも思っていました

    自分は人と違うことで、他人から笑われ続ける人生でした。でも、途中から「笑ってくれているんだ」と捉えるようになったんです。

    ヤンキーに胸ぐらを掴まれても喋り続けていたら、いつの間にか「面白いやつ」と言ってもらえるようになった。

    だんだんと「他人を笑わせたい」と考えるようになって、吃音症を隠すこともなく、生徒会長に立候補して、当選したりもした。

    強すぎるいじりで、金属バットで涙が出るほど痛いケツバットをされても「こんなのガマンできる、面白くなるならそれでいい」と考えていました。

    そういう強い気持ちを持って、僕は笑いに向き合ってきたんです。それは、バナナジュース屋になった今でもそう。誰かを笑わせたい、そういう気持ちで今も働いています。

    ー配信で大切にしていることなどはありますか?

    マサさん
    基本的に雑談枠なんですが、僕がずっと変なことを言っている感じです

    こんなキャラクターなので、リスナーさんたちはコメントで僕に小ボケを振ってくる。それを僕がツッコミ返したりしています。

    配信していると、芸人として劇場に立っていた頃と変わらない一体感を感じます。僕にとって配信枠は、劇場なんです

    ボケがウケると、劇場での拍手のようにリスナーさんからの笑いのコメントが飛ぶ。聞いてるだけじゃつまらないから、一緒にできるゲームをみんなでする。

    リアルの劇場と変わらないような一体感が、自分の配信の特徴だと思っています。

    リスナーは家族。一生笑わせていきたい

    ー配信をはじめてから、変わったことはありましたか?

    マサさん
    配信では芸人というより、バナナジュース屋の店長として登場しているのですが……実際に「僕に会いたい」という理由で店舗に来店してくれる人もとても増えました

    配信って、生の言葉が届いてすぐにレスポンスするから、画面を通して話しているだけなのに「もう会ったことがある人」のような感覚になれるんですよね。

    だから気軽な気持ちで会いに来てくれて、配信でまた絡んで……。

    友達の店に遊びにくる気軽さで、県外から来店してくれる人もいて。そういうのはすごく嬉しいですね。

    ー配信を通じて、最後はリアルの人間関係が膨らんでいくんですかね?

    マサさん
    そのとおりですね。リスナーさんたちのことは、本当に家族のような存在だと思っています。

    エンターテイナーとしてリアルイベントを開く時も、リスナーさんたちがボランティアスタッフとして手伝ってくれていたりするんですよ。自分はみんなに助けられているし、僕もみんなのことを助けたい。

    今、Pocochaで出会った仲間たちと一緒に、みんなで夢を実現させていっているような感覚なんです。もう、配信者とリスナーという関係は飛び越えていますね。

    ーマサさんの人生の目標を教えてください。

    マサさん
    近いところでいうと、コロナが落ち着いたら、バナナジュース屋と僕が、小さなローカルコミュニティとして機能していったらいいなと思っています。

    すでに、僕を通して仲良くなったというリスナーさんたちも多いんです。だから今は、みんなとリアルで一同に会するのが直近の目標

    それに……実は、4年前に父親が他界したんです。親父はずっと、僕が芸人として活動することに反対していて、家業を継ぐようにと言っていて。

    でも、病気になって余命が宣告された時、はじめて僕に「好きなことをつらぬけ」と言ってくれたんです

    死ぬ間際に父は、はじめて僕がネタをやったお笑い番組を見てくれたんです。喉頭がんだったから声は出せなかったけど、涙を流しながら笑ってくれた。

    そのことが、今でも僕の背中を押してくれています。

    僕は、生涯をかけて誰かを笑わせていきたい。お世話になった福井の人に恩返しをしながら、応援してくれるリスナーさんを、一生笑顔にしていきたいです。

    「誰でも始められる」ライブ配信が、新たな世界を

    ライブ配信は誰でも簡単に始めることができます

    アプリをダウンロードして、配信ボタンを押すだけ。

    皆さんも今回入賞した3人のライバーさんのように、自分の可能性を広げてみませんか?

    「新たな自分を見つけたい」「ちょっとだけ、変わりたい」。

    そんなふうに思ったなら、下のURLからアプリをダウンロードしてみてください

    Pocochaをダウンロード

    3名の入賞者の方々、入賞おめでとうございました。