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2021.7.08

「中二病」とは?正しい意味、使い方や由来を解説!

友人との会話で「あれって中二病だよねー」そんなフレーズを聞いたことはありませんか?みんな当たり前のように使っているので、「どんな意味?」と聞けない人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、「中二病」の意味と使い方、由来をご紹介します。

「中二病」の意味

「中二病」は、中学二年生ごろの思春期に見られる、背伸びしがちな言動を自虐した言葉です。思春期特有の考え方や行動、価値観などが過剰に発現している状態を指し、自己愛に満ちた空想や思想を巡らせることを揶揄したネットスラングとしても多用されています。派生語として、中二病の症状が悪化した「高二病」、高二病の症状が悪化または中二病に原点回帰する「大二病」があります。

「中二病」の使い方

大人になっても、反抗期のような子どもっぽい態度をとっている人に対して、「いい年してまだ中二病をこじらせてる」。中二病だったころの自分を客観視すると笑えることから「中二病の症状をみんなで言い合うと、お酒の席が盛り上がる」。このような使い方や、自己愛に満ちた発言を堂々とする友人に「それって中二病じゃん」と揶揄するときに使います。

「中二病」の由来・成り立ち

ラジオ番組「伊集院光のUP’S 深夜の馬鹿力」の人気コーナー、「かかったかな?と思ったら中二病」が由来といわれています。伊集院光さん本人が指標として挙げた例は、「大人が汚いと言い出す」「本当の親友を探そうとする」など。「中二病」を判断する一般的な基準は、「親にわざと冷たい態度をとる」「孤高を愛する」「飲めないブラックコーヒーを無理に飲み始める」など。ネットスラングでは「中二病」を「厨二病」と表記するのが一般的になっていて、どちらの漢字も間違いではありません。「病」という漢字が使われていますが、医学的な意味の病気や精神疾患ではないことを覚えておきましょう。

まとめ

「中二病」は、思春期特有の言動などを自虐する言葉です。ネットスラングでは「厨二病」と表記することもあり、相手に対して揶揄するときにも使われています。褒め言葉ではないので自分に対して使う分にはいいですが、相手に対して使うときはその人との関係性などを考慮して、不快な思いをさせないようにしてくださいね。

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