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2020.10.01

「然も」=「ぜんも」じゃない…?社会人なら知っておきたい《読み方と意味》

「然も」を「ぜんも」なんて読んでしまったら恥ずかしいかも…!みなさんは、「然も」の正しい読み方を知っていますか?知らない方は、社会人なら知っておいた方がいいですよ♪今回は、「然も」の読み方と意味を併せてご紹介します!

「然も」の正しい読み方は?

社会人なら、この漢字を”然も”当然のように読めるようになっておきたい漢字です。「然も」の読み方は「ぜんも」ではなく、正しくは「さも」と読むのが正解です!「然も」は「さも」のほかに、「しかも」と読むことができます!公私ともに使うことがあるのではないでしょうか?「然も」の正しい読み方さえ知っていれば、文脈で「さも」と読むべきか「しかも」と読むべきか、日本語がネイティブの人ならニュアンスでわかりますよね♪ですが、これを機にしっかりと意味を再確認しておきたいところです♪

「然も(さも)」の意味

「然も」を「さも」という読み方をするときには、「本当にそれらしいさま」や「いかにも」という意味で、そうなることが当たり前だという気持ちを表現することができます。「然も(さも)当然のように」という言い回しは一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?「然も当然のように」というのは、「そうなることが当たり前のように」という意味になります。また、「本当に嬉しそう」を「然も(さも)嬉しそう」という風に使うことができます。

「然も(しかも)」の意味

「然も」を「しかも」という読み方をするときには、「その上」や「さらに」という意味があり、先に述べたことに後述を付け加えるときに使うことができます。たとえばとても綺麗な女性がいたとして、見た目が綺麗なだけではなくその上性格も良いとします。その女性のことを、「彼女はとても綺麗で、然も(しかも)性格もいい」という風に表現することができます。「然も(しかも)」については、日常会話でとてもカジュアルに使われている言葉ですよね。

「而も」は知ってる?

漢文など日本の古い書物が好きな人なら、目にしたことがあるかもしれません。「而も」は、「しかも」と読むことができるんです!「然も(しかも)」と同じ読み方ですが、実は意味も同じになります!「而も(しかも)」は古語であり、漢文や古い文学作品で使われています。今でもパソコンやスマートフォンの変換で、「しかも」と打てばちゃんと「而も」と出てくるんですよ。

間違えると恥ずかしい?!「然も」をマスターして♪

とくに「さも」という読み方は、オフィスシーンなどきちんとしたシーンの方が目にすることが多いと思います。「さも」と「しかも」の読み方は、社会人ならちゃんと知っておきたいですね♪「而も」も併せて知っているとカッコいいですよ。

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