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2020.9.25

「辱い」と「忝い」は同じ読み方…?読めたらスゴイ!難読漢字

「辱い」と「忝い」、この漢字の読み方は何だか分かりますか?実はこれ、同じ読み方をする漢字なんです。今回はこの2つの言葉についてご紹介していきますよ♪

「辱い」と「忝い」はなんて読むの?

「辱い」と「忝い」、この2つの漢字は何と読むか分かりますか?この漢字はどちらも同じ読み方をしますよ♪この漢字の読み方は「かたじけない」です。みなさんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?かたじけないはひらがなや会話で使うことがほとんどなので、漢字を目にすることはあまりないですよね…!

「辱い」と「忝い」の意味は同じなの?

「辱い」と「忝い」、この2つの言葉の意味は同じようで実は違います。「辱い」は、「恐れ多い」「感謝にたえない」などの意味を表しているのに対して、「忝い」は「恥ずかしい」という意味になっています。言葉で使うときはどちらも「かたじけない」なのであまり意識する必要はありませんが、漢字で書くときは意味が異なるので注意してくださいね…♡

「かたじけない」の由来は?

そんな「かたじけない」ですが、由来は何だか分かりますか?「かたじけない」はもともと、「かたじけなし」という言葉の口語なんです。この「かたじけなし」という言葉は、ありがとうを意味する「有り難し」の「難し」から「難しけなし」と変化していき、「かたじけなし」という言葉になったんですよ…!これが後に「かたじけない」という口語に変化していったんです。

「かたじけない」と言われたらなんて返す?

では、会話の中で「かたじけない」と言われたとき、あなたは何と返しますか?あまり一般的に使われていない言葉なので、突然言われてしまうと何と返したらいいか分からない…。なんてこともあるでしょう…!「かたじけない」と言われたときは、「とんでもありません」「お気になさらず」などの表現が適切です。ぜひ使ってみてくださいね♡

「辱い」と「忝い」は読みは同じだけど使い方は違う!

「辱い」と「忝い」は同じ読み方をする言葉でしたが、使い方はまったく違う言葉でしたね。ビジネスシーンで使うこともあるので、漢字の違いはしっかりと覚えておくようにしましょう…!

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