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2020.9.14

「会釈」…もちろん読めるよね?社会人なら知っておきたい!《読み間違いが多い漢字》5選

よく使われるけど、うろ覚えになっている…そんな漢字ありますよね。社会人なら知っておきたい、読み間違いが多い漢字を5つ紹介します。あなたはいくつ読むことができますか?

会釈

「会釈」の読み方は「えしゃく」です。「会釈」の語源は仏教用語の「和会通釈(わえつうしゃく)」からと言われています。「軽く会釈(えしゃく)する」のように使います。会釈とはお辞儀や軽いあいさつを意味し、上司などとすれ違うときに用います。会釈でやりがちなのが、頭をだけぺこっとだけ下げるやり方。ですが、正しいやり方は、背筋を伸ばして腰から上体を折るのが基本とされています。

訃報

「訃報」は誰かが亡くなったときに使われる言葉ですよね。しかし、この漢字の読み方は、「けいほう」ではありませんよ…!この漢字の読み方の正解は「ふほう」です。正しく使えている人も多い言葉ですが、意外と読めない人も多いんです。人前で読み間違えてしまうと、反感を買ってしまう可能性もあるので十分に注意してくださいね!

重複

「重複」の読み方は「ちょうふく」です。意味は、「同じことが2つ以上重なること」です。読み間違いやすい例で、「じゅうふく」という読み方もありますが、正しいのは「ちょうふく」です。重複が「じゅうふく」と読まれるようになったのには理由があります。それは「重」という漢字は、「ちょう」より「じゅう」と読まれることが多いためです。たとえば「重力」「重曹」「比重」「体重」などは、すべて「じゅう」と読みますよね。ほかにも「じゅう」と読むものはたくさんあります。一方「ちょう」と読むのはわずかです。「尊重」「慎重」「貴重」などがそうです。こういった理由から、「じゅうふく」の方が広く認知されていったのです。

御用達

「これはあの有名人御用達のお店です。」さて、どのように読みますか?正解は「ごようたし」です。社会人で「ごようたつ」と読んでしまうと、ちょっと恥ずかしい思いをしてしまいます。「達」という字は「たつ」「たっ」と読むことが多いため、そのまま「ごようたつ」と読んでしまう人が多いのでしょう。少しイレギュラーな読み方ですが、覚えてしまえば簡単です!

汎用

「汎用」の読み方は「はんよう」です。意味は、「いろんな方面に広く用いること」です。「汎用性が高い」のように使います。「凡(ぼん)」という字が入っているので、「ぼんよう」と誤って読む人も多いですが、正しい読み方は「はんよう」ですので、間違えないように注意してくださいね。「汎」は訓読みで「汎い(ひろい)」となります。「汎用」はおもに物や出来事において使われます。

社会人として正しい読み方を知っておきましょう!

今回は人前でよく使う5つの漢字の読み方を解説しました。社会人として、なるべく正しい言葉を使いたいものです。また、間違えた読み方をしてしまうと恥ずかしい思いをしてしまうので、この機会にしっかり覚えてくださいね。

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