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2020.8.15

「項」=「いただき」じゃない…?意外なあそこ!意外と読めない「正しい読み方と意味」を解説!

今回は「項」の読み方や由来を紹介していきます。早速ですが、みなさんはこの漢字を正しく読むことができますか?実はこれ、私たち誰もが持っている体の一部なんです!では、その一部とは一体なんなのでしょうか?ぜひ想像しながら読み進めてみてくださいね。

「項」の正しい読み方とは…?

「項」の正しい読み方は、「うなじ」になります。「いただき」じゃないの?と思った方もいらっしゃるかと思いますが、よく見てみてください。若干漢字が違うのがわかるかと思います。「いただき」の場合は左側が「てい」、「うなじ」の場合は「え」、「たくみへん」が使われているんです。

漢字の由来は?

「項」をうなじと呼ぶ理由は、「項垂れる(うなだれる)」や「頭を垂れる(こうべをたれる)」というところから来ているようです。そもそも「うな」という言葉は「首の後ろ」や「首の付け根」を表す言葉として知られており、そこから派生したのが「項(うなじ)」として、今も知られています。

ほかの読み方もチェック!①

「項」は、「コウ」とも読むことができます。実際に箇条書きなどを表す際に、「第2項、〜〜」などと記されているのを見たことがありませんか?そう、一般的に文章の箇条書きに使用されているのが「項」という漢字なんですね。このように意識してみてみると、意外と身近なところに同じ漢字が使われていておもしろいですよね。

ほかの読み方もチェック!②

そしてもうひとつ、懐かしい数学の授業にもこの漢字は使われていました。みなさんは覚えていますか?数列や式を構成する数字や文字を表す言葉として、「項」が使われています。多項式、単項式…など、なんだか見覚えがありませんか?

読み方を覚えて知識をアップデートしよう!

今回は「項」の正しい読み方をはじめ、その漢字の由来やほかの読み方などもご紹介しました。ひとつの漢字でこれだけの読み方や使い方があるって、なんだかとてもおもしろいですよね。ぜひ本記事をきっかけに、日々の生活の中で目に入る漢字の意味や使い方を調べてみてください。なにか新しい発見に出会えるかもしれませんよ。

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