BEAUTY

2020.1.20

化粧水は手・コットンどっちで使うべき?化粧水の正しい使い方を再確認!

毎日のスキンケアに欠かせない化粧水。みなさんはその使い方を意識したことありましたか?手、コットン、ミストなど使うものや、朝と夜によって付け方も様々。使うタイミングや量、保湿効果を高めるテクニックまで、化粧水についてまとめてみました。

化粧水の正しい使い方、知ってる?

毎日のスキンケアに欠かせないアイテムといえば、化粧水ですよね。デイリーに使うアイテムゆえになんとなく使っている人も多そうですが…。手、コットン、ミストなど、使うものによってその付け方も異なるんです!

化粧水がタオルの上に置かれている写真

美肌を目指すなら化粧水の正しい使い方を知っておこう…ということで!今回は付けるタイミングや量、そして効果をあげるちょっとしたコツまで、ボリューミにまとめてみましたよ♡

 

 

 

〈手〉で化粧水を付ける際の正しい使い方

まずは手で化粧水を付ける際の正しい使い方からおさらい。コットンやミストと比べて一番実践している人も多そうだけど、そのメリットやデメリットって?まずはメリットから見ていきましょう。

 

 

手でつけるメリットは?

①化粧水を手で温めてから肌につけることができる
②浸透力の高いハンドプレスでパッティングできる
③お金をかけずに日々のスキンケアを行える

 

手を使って化粧水を肌に付けている女性の写真

化粧水は温めることで、肌に馴染みやすくなります。そのためコットンでパッティングを行うよりも、自然に熱が加わる手でパッティングした方が、肌に浸透しやすくなると言われているんです。

 

手のひらで顔をつつみ、化粧水をじんわりと閉じ込める「ハンドプレス」でパッティングできるのも魅力のひとつ。地味にコストがかかるコットン代も節約できるので、「手で行なっている」という人は、実は思っている以上に多いんですよ!

 

 

手でつけるデメリットは?

①不衛生な状態で化粧水をつけてしまう恐れがある
②手のざらつきやカサつきが肌の負担になる可能性がある

 

化粧水を使おうとしている手元の写真

日々、様々なものに触れている手は、実は体の中で一番雑菌がつきやすいパーツ。清潔な状態で化粧水をつけるためには、顔を洗うと同時に、手もしっかりと洗う必要があるんです。乾燥などで手が荒れている場合も、それが肌の刺激になる可能性が高いので注意が必要なんですよ。

 

 

手で化粧水をつける際の正しい使い方

メリットもあるとはいえ、やっている人が多い手のパッティング。肌に負担をかけずに行う方法を紹介するので、メリット・デメリットと合わせて、こちらもチェックしておきましょう。

 

 

STEP①手のひらに化粧水をとる

化粧水を手に取っている写真

まず500円玉サイズくらいの化粧水を手に取ります。このとき、必要以上にたっぷり取りすぎるのはNG。肌が一度に吸収できる量は決まっているので、一度につけすぎず、乾燥が気になる場合は2〜3回に分けて保湿します。

 

 

STEP②化粧水を手で温める

手を使って化粧水を温めている女性の写真

手のひらに化粧水を適量出したら、両手でじんわり温めます。目安は”人肌程度”の温度になるまで。化粧水が手からこぼれ落ちないように、ゆっくりと温めていきましょう。

 

 

STEP③化粧水を手で温める

手を使って顔全体に化粧水を付けている女性の写真

化粧水を温めた後は、両手を使って顔全体を保湿。顔の内側から外側に向かって伸ばすイメージで行うと、むくみも解消されますよ。この時、間違ってもパチパチと叩き込まないこと。す〜っと優しく伸ばすだけでも、化粧水はしっかり浸透するんです!こめかみまで伸ばしたら、そのまま首やデコルテも保湿しましょう。

 

 

STEP④小鼻など細かい部分は指先で浸透

指先を使って、小鼻に化粧水を馴染ませている女性の写真

小鼻や目のキワ、ほうれい線や口元など、化粧水を付けもれしそうな箇所は指で重ね塗り。こすらず優しくタップしながら、丁寧に浸透させていきましょう。

 

 

STEP⑤両手を使ってハンドプレス

両手で顔を包み込み、化粧水を肌に浸透させている女性の写真

最後は角質層の奥まで浸透させるイメージで、手のひらで押さえながら化粧水を押し込みます。手が乾いてしまったときは、追加で化粧水をプラス。頬だけでなく、おでこやあご部分も、熱を加えてじっくり浸透させてあげましょう。カサつきが気になる季節や、乾燥肌の女性にはこのハンドプレスがかなり効果的なんです。

 

 

 

〈コットン〉で化粧水をつける際の正しい使い方

つぎはコットンで化粧水を付ける際の正しい使い方をおさらい。こちらもメリット・デメリットから早速見ていきましょう。

 

 

コットンでつけるメリットは?

①清潔な状態でパッティングを行うことができる
②凹凸がないので細かい部分もパッティングしやすい
③均等につけることができるので化粧ヨレしにくい
④パッティング後、パックとしても使用できる

 

コットンを使って、化粧水を浸透させている女性の写真

コットンは何よりも、常に清潔な状態でパッティングできるのがひとつ。手と違って凹凸がないので、小鼻や目尻などの細かい部分もパッティングしやすいんです。比較的均等に化粧水をつけることができるため、化粧にムラができず、崩れにくいのも嬉しいポイント。これらの点から、皮脂が出やすい夏の間だけコットンでパッティングしているという女性も多いそうです!

 

 

コットンでつけるデメリットは?

①毛羽立ちが肌に負担を与える可能性がある
②手と比べてパッティングに力が入ってしまうことがある
③コットン代が定期的にかかってしまう

 

コットンを使おうとしている手元の写真

実はコットンの毛羽立ちが肌に負担を与えてしまうことも。手で行うよりも浸透している実感が湧きにくいので、パッティングにどうしても力が入ってしまったり…。使い方が難しい分、知らず知らず肌にダメージを与えている可能性も高いのだとか。コットン代が定期的にかかってしまうというのも、地味に悩ましいポイントです。

 

 

コットンで化粧水をつける際の正しい使い方

使い方がちょっぴり難しいコットンですが、使用後にパックとして使えたりと便利な面も多いアイテム。肌に負担をかけないように、こちらも使い方をしっかり確認しておきましょう。

 

 

STEP①コットンに化粧水を含ませる

化粧水をコットンに含ませている手元の写真

まずコットンにたっぷりと化粧水を染み込ませます。量はコットン全体がひたひたな状態がベスト。化粧水の量が少ないと、コットンの毛羽立ちの原因に繋がってしまうので注意しましょう。

 

 

STEP②化粧水が浸透するよう、優しく肌に押し込む

コットンを使って、化粧水を顔に馴染ませている女性の写真

手でのパッティング同様、パチパチと叩き込むのはNG。コットンに染み込んだ化粧水がしっかりと浸透するように、優しく肌に馴染ませていきます。

 

 

STEP③細かい部分にもしっかり浸透させる

コットンを使って、化粧水を小鼻などに馴染ませている女性の写真

全体に化粧水を馴染ませたら、小鼻や目のキワなどの細かい部分を保湿。この場合もこすらず、優しくタップしながら丁寧に浸透させていきましょう。

 

 

 

〈ミスト化粧水〉をつける際の正しい使い方

手に取る手間がなく、しゅ〜っと吹きかけるだけで保湿できるミスト化粧水。外出先でのケアに使用している女性も多いですよね?

 

ミスト化粧水の写真

吹きかけるだけ…とはいえ、ミスト化粧水にも正しい使い方があります。付ける量と合わせて、こちらもしっかりチェックしておきましょう。

 

 

STEP①顔全体にスプレーする

ミスト化粧水を顔全体に吹きかけている女性の写真

外側から内側に向けて、円を描くように全体にミスト化粧水をスプレー。これを2〜3回繰り返し、顔がひんやりする程度までしっかり保湿します。

 

 

STEP②内側→外側に向かって馴染ませ、ハンドプレスする

ミスト化粧水を顔全体に馴染ませている女性の写真

化粧水が顔全体に行き渡ったら、手で行う際と同様、内側→外側に向かって馴染ませます。このときもパチパチと叩かず、優しく伸ばすことを意識。最後に両手で顔を包み込み、熱を加えて内側に浸透させていきましょう。

 

 

 

〈朝・夜〉の化粧水を使うタイミングって?

手、コットン、ミストとそれぞれの付け方をおさらいしたところで、気になるのは使用するタイミング。洗顔後すぐ…というイメージを持っている人も多そうだけど、実際のところは…?朝・夜、それぞれのスキンケアの順番をきちんと把握しておきましょう。

 

 

〈朝〉の化粧水を使うタイミング

朝のスキンケアには、乾燥や紫外線など日中のダメージから肌を守る役割と、メイクのノリやモチをアップさせる役割があります。「朝だから…」と適当にケアするのはNG。どれだけ手をかけるかで、一日の、そして将来の肌が変わるんです!

 

朝に使うスキンケアアイテムが並んだ写真

《スキンケアの順番》

洗顔→ブースター→化粧水→美容液→乳液→日焼け止め

 

朝であっても寝ている間にホコリで汚れたり、余分な皮脂が出ている可能性も高いので、洗顔は行うのがベター。その後ブースターを使うことで、化粧水の浸透力が格段にアップするんです。化粧水と油分のバランスを整えるためにも、肌に合った美容液を取り入れるのがおすすめ。最後に乳液でうるおいにフタをして、紫外線から肌を守る日焼け止めをしっかりと重ねましょう。

 

 

〈夜〉の化粧水を使うタイミング

夜のスキンケアには、一日で溜まった汚れ・皮脂・メイクなどを落とし、肌を整える役割があります。うるおいをたっぷりと与えて、一日頑張った肌に栄養をしっかりチャージしてあげるんです。

 

夜に使うスキンケアアイテムが並んだ写真

《スキンケアの順番》

洗顔→ブースター→化粧水→美容液→クリーム

 

順番は基本は朝と同様。メイクをしている日には、この前にしっかりとクレンジングを行います。スキンケアの最後には、乳液より保湿力の高いクリームを使用。

 

ただ肌質によっては、美容液とクリーム両方を使うと油分過多になり、毛穴トラブルやニキビの原因にも繋がるので注意。使う季節や自分の肌に合わせて、使用するアイテムを調整してみてくださいね。

 

 

余裕があるときはコットンパックでうるおいをチャージ!

余裕があるときは、シートマスクの代わりにもなるコットンパックを実践。続けることで肌の水分量も上がり、トーンもアップ。毛穴を引き締めるなど、毛穴ケアにも効果が期待できるんです。

 

 

コットンパックのやり方って?

コットンに化粧水を含ませている手元の写真

まずはコットンに化粧水をたっぷり含ませます。コットンで化粧水を付ける際と同様、コットンがひたひたになるのを目安に。「そんなに使うのはもったいない」という人は、コットンパック用に大容量の化粧水を用意しておくのがおすすめ。

 

化粧水を浸したコットンを、2枚に剥がしている写真

化粧水を含ませたら、コットンを2枚に剥がし…

 

化粧水を浸したコットンを、4枚に剥がしている写真

それをさらに剥がして4枚にします。コットンによって剥がしにくいものもありますが、今回使った無印良品の「はがして使えるコットン」なら、きれいに剥がすことができますよ。

 

化粧水を含ませたコットンで、コットンパックしている女性の写真

あとは顔全体にコットンを貼っていくだけ。破けない程度にコットンを伸ばしながら貼ることで、少ないコットンでも顔全体をパックすることができますよ。あごや鼻などの細かい部分は、コットンを半分にカットして貼り付けるのがおすすめ。このまま5分ほど放置し、うるおい成分をキメの奥までしっかり浸透させましょう。

 

 

 

化粧水の正しい使い方をマスターしましょう♡

化粧水がタオルの上に置かれている写真

正しく使うことで、浸透力が格段にアップする化粧水。みなさんも早速、実践してみてくださいね。

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