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2019.4.01

平成の流行ファッション振り返り | 2009年までの4大ブームをおさらい

平成30年分のファッションの歴史を一挙振り返り!第3回目は「平成12年〜21年」をクローズアップ。この時代はガラッとトレンド傾向が変わり始めた変革の時代!新たなトレンドがたくさん舞い込んできて、ファッションリーダーにも変化が!?ド派手ブームもついに終わりを迎えます。

平成ファッションを一挙振り返り!

30年という平成時代の終わりが迫っています。ファッションもこの30年で大きく変化し、様々なカルチャーが生まれました。そこで、全4回に分けて平成ファッション30年分を一気に振り返り!

 

 

第3回は【平成12年〜平成21年】をクローズアップ

第3回目は、平成12年から21年(2000~2009年)をクローズアップ。平成元年からとにかく派手だったトレンドも一旦落ち着いて違う流れがやってきた時代。盛って盛って盛りまくるトレンドから、引き算コーデをし始めたのもこの頃なので、「抜け感」という言葉の元になった時代なのかも。

 

 

ド派手ブームは終息!?「シンプル」「ラク」「カジュアル」が肝!

ド派手で盛りまくっていたギャルやシノラーがスポットを浴びていた時代から一転、メンズっぽカジュアルがかわいいと話題になったり、シンプルでガーリーなテイストがトレンドに。原色×原色のコーデやハイライトでメイクをしていた面影は全く感じられません。

 

 

 

シンプルisベスト!【メンズっぽカジュアル】

自然体で飾らないファッションが人気となったこの時代。ちょっとメンズっぽいカジュアルテイストや、古着をMIXしたスタイルをする人が増えました。

 

「シンプルカジュアル女子」の生態

<特徴>

この女子達のお手本はaikoやPUFFY。シンプルなアイテム同士を組み合わせてどこまでおしゃれに着こなせるかが勝負。でも、誰かと競うかのように着飾っているわけじゃない。自分なりのおしゃれに満足しているんです。盛り髪なんてもってのほかで、ボブやお団子ヘアで丸っぽいシルエットにもかわいさを感じてます。愛読雑誌は「mini」。シンプルカジュアル女子こそ、現代の「抜け感」の第一人者なのかも。

 

 

<トレンド小物>

①ボーイズデニム

aikoもPUFFYもダボっとしたボーイズデニム率高し!スタイルをよく見せることよりも、ゆるいかわいさを求めてボーイズデニムを履く女子多発。それにちょっと女子なアイテムをプラスするのがいいんです。

 

②リュック

ギャル達には考えられなかったTHEベーシックなリュック。ギャル達は持ったとしてもPRADAのナイロンリュックでしたが、この時代はそんな影もありません。デニムやパーカーに合いそうな、普通すぎるくらい普通なリュックがおしゃれでした。もちろんジャラジャラしたストラップもなく、ここでもシンプルさにこだわります。

 

 

H&Mが日本に上陸したり、ユニクロのフリースが大流行した影響もあってか、アムラーやシノラーがあの頃着ていた服達はどこへ?と心配になる程の激変っぷり。

 

 

 

不思議ちゃんな雰囲気漂う【森ガール】

突如現れた森ガール。当時流行っていたmixiのとあるコミュニティで、管理人がアップしたコーデが「森にいそう」と言われたことがはじまりとも言われています。コミュニティが広がり、「spoon」で取り上げられたことで一気に世間に知れ渡りました。

 

 

不思議ちゃん「森ガール」の生態

<特徴>

突然姿を表した、森にいそうな女の子「森ガール」。基本的に穏やかな笑みを浮かべていてマイペース。何を考えているのかも読めないし、時間の流れがちょっと違うのかもしれないと思うほど不思議ちゃん。ナチュラルカラーを好み、ボヘミアンテイストな刺繍のワンピースやかごバッグが森ガールスタイル。尖った靴は履かないし、露出も少なめ。そして首元にはカメラを常備。まるで大人になった赤ずきんちゃんのような雰囲気です。愛読雑誌は「spoon(スプーン)」。

 

<トレンド小物>

①コットンのワンピース

コットンの優しげなワンピースは森ガールたるもの譲れないアイテム。純白というよりはオフホワイトやベージュのワンピースで、刺繍入りのものも多々あり。丈は膝丈〜膝下で、Aラインで広がりのある形を好みました。

 

②ブラウンの小物たち

優しそうでふんわりとした森ガールは小物使いも上手なんです。どれもコーディネートに調和するものばかり。基本的に黒はNG。ブラウンのローファーにブラウンのポシェットにブラウンのベレー帽。ブラウン漬けでもトーンを少しずつ変えておしゃれに見せます。

 

 

映画やドラマにもなった「ハチミツとクローバー」の主人公も森ガール的なファッション。蒼井優も森ガール。そしてデビュー当時のトリンドル玲奈も森ガールでした。

 

 

 

コギャル世代が大人に!OLブーム

あの頃渋谷でガングロメイクにルーズソックスを履いていたコギャル達も大人になり、また新たなブームを席巻してました。

 

 

 

 

ふんわり感が鍵「上品清楚系OL」の生態

<特徴>

このOLたちの元を辿るとコギャル時代の人たち。ブームを作るのが上手なのでしょうか、OLブームの到来です!ふんわり巻き髪で前髪は重すぎないパッツン、アイメイクはガッツリするけどリップはピンクベージュで控えめにして男ウケが優先。パステルカラーのカーディガンは袖を通さず肩がけ。だってCanCamでエビちゃんももえちゃんもそうしてたから♡エビちゃんが着た服やバッグはバカ売れし「エビ売れ」と言われ社会現象にも。愛読雑誌はもちろん「CanCam(キャンキャン)」。

 

<トレンド小物>

①ショート丈デニムジャケット

マクドナルドのエビバーガーのCMでエビちゃんが着用したことでブームに。ふわっとしたワンピースにやや薄色のショート丈デニムジャケットを羽織ってデートへ向かっていました。きれいめカジュアルなコーディネートの定番スタイルです。

 

②ピンクベージュのバッグ

森ガールがブラウンにまみれていたのに対し、OL達はピンクベージュが最強のモテ色として必ず身につけていました。ピンクベージュの時計にピンクベージュのパンプス、最も多かったのはエビちゃんがモデルを務めたサマンサタバサのピンクベージュのバッグです。

 

 

モテを意識したOL達にとってCanCamは参考書レベル。そして、その中でもエビちゃんは別格で神的扱いでした。一つ前の時代にいた「コンサバ女子」のようなバブリーさは微塵もなく、男ウケ最優先の潔さが逆に好感度高め。

 

 

 

age嬢が現る。黒肌ギャルから白肌ギャルへ

終わったと思ったギャルブームが再び!?でも前とは明らかに肌の色もメイクもファッションも全てが違っています!!!それはあの歌姫がイメチェンしたからかも。

 

 

 

きれいに盛る「age嬢」の生態

<特徴>

ここで紹介するギャルは、NOT黒肌!白肌で華やかに変貌を遂げています。髪も盛り髪だけど、ガングロギャルのように縦に盛るのはもってのほか。細かくきれいに巻いて自分をきれいに見せるんです。上下つけまをするのは変わってないけれど、インパクトが欲しいんじゃなくてきれいになりたいだけ。キラキラも大好きで、どこもかしこもラインストーンでデコり、頭にはティアラをして普通に街中を歩きます。愛読雑誌は「小悪魔ageha(アゲハ)」。あの浜崎あゆみが白肌になった影響かも…?

 

<トレンド小物>

①デコ電&デコネイル

「シンプルってなに?そんなの知らない」と言わんばかりにラインストーンで埋め尽くされたケータイ(通称:デコ電)や、ヤマンバギャルのような強さを無くし、マイメロディやハートモチーフを所狭しと付けたネイル(通称:デコネイル)。デコるの専門のショップやデコセットもあって、バッグの中はデコアイテムのみ。これage嬢の基本です。

 

①クラッチバッグ

age嬢はクラッチバッグ所持率高め。もちろんこのバッグもビジューでキラキラ。大きいバッグよりもクラッチバッグを持った方がきれいに見えるからというのが理由でしょうか。

 

 

ギャルと言えど、全く違う人種に変貌を遂げたage嬢。キャバ嬢風のファッションで夜の香りがする大人のギャルですね。

 

 

 

ファッションリーダーにも変化が

今までのファッションリーダーはテレビの中の芸能人でしたが、この時代は「読者モデル」が憧れの人の仲間入り。一般人だけど、おしゃれでかわいくてスタイルのいい人が「読モ」としてチヤホヤされはじめました。最初はストリートスナップに登場し、そこから人気になるのが王道ルートでした。つーちゃんこと益若つばさはその代表格ですね。

 

 

 

ここが新しい時代の始まりかも♡

派手こそ全てだった時代が終わって、シンプルカジュアルや不思議ちゃんな森ガール、モテを前面に出したOL、ギャルはギャルでも白肌のage嬢など新しい時代のはじまりです。ストリートスナップから有名にもなれる、ある意味すごい時代かも♡

 

第1回:【平成元年〜11年】ギャルがブームを席巻♡
第2回:【平成元年〜11年】ギャルブームの裏トレンド
第4回:【平成22年〜30年】なんでもあり時代に突入!

 

 

Illustrator:Morimalu

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